親戚2

前の記事を書いている途中でお昼ご飯になってしまったので改めて続きを書こうと思っていたら何を書くつもりか忘れてしまいました・・・

 

父方の親せきと母方の親せきと夫の親せきについて書こうと思っていたのですが、毎度の迷走状態です

 

父方のほうに話を戻します。

父の妹は結婚して子供を3人産みましたが全員が男の子です。長男が私より5つ下で、父の弟の長男と同い年です。叔父はすぐ近くに住んでいて商売をしていたので彼は私たち姉妹とは兄弟のように育ちました。彼には妹がいたのですが、彼女は私たちとは年が離れていたせいもあり叔母のほうの従妹たちのほうに預けられていて?ほとんど交流がありません。母はこの叔父夫婦が嫌いでした。叔父は父の7歳年下でしたが、末っ子で甘やかされていたせいか母が言うにはチンピラのような生活をしていたそうです。それを父のつてでお店を持たせ一人前に暮らしてやれるまで面倒を見たのですが、彼はすべて自分の力で、本家には何の世話にもなっていない、と。法事には仕方なくやってきますが、盆とか正月に仏様を参りに来たことはやがて80歳になる今でもほとんどありません。叔母はたぶん10代で叔父と結婚していますが、それはもう見た目が派手な人で私の記憶にあるもう50年近くも昔に髪の毛を金髪に染めているような人でした。叔父は今でいうDV夫で子供のころ、叔母が首に白い輪っかをはめて泣いている横でうちの父と祖父が叔父を叱っている姿を何度か目にしたことがあります。当時はあの「白い輪っか」が何かわかりませんでしたが、尋常でない緊張感があったように思います。

叔父は本人の性格も仲間もチンピラのような人でギリギリ警察のお世話にならないで(もしかしたら父の口利きがあったのかも)いましたが、なんだかんだで70歳を過ぎたあたりからはやっと普通のじいさんになりました。と言っても私は叔父にはもう20年近く会っていません。叔母には去年実家にいたころに会いましたが。彼女は良くも悪くも50年前から変わっていません。たぶん70歳は超えていると思いますが金髪に近いおしゃれな髪形でネイルもしていました。彼女が化粧をしていない姿はほとんど見たことがありません。あれほど喧嘩ばかりだった叔父とは今も文句を言いながら一緒に暮らしています。羽振りがよかったころはしょっちゅう夫婦でハワイでゴルフ、とかやってたみたいです。いとこたちは二人とも結婚していますがどちらにも子供はいません。娘のほうは、とんでもないお金持ちと結婚したので悠々自適で、おかげで?叔父夫婦も優雅に暮らせるのかな、とかつい邪推してしまいます。叔父は私が子供のころは実家にいて、なんとなく「お兄ちゃん」みたいな存在だったこともあるのですが、やはり母から吹き込まれた悪口であまり印象はよくありません。

叔母はいつも母たち三姉妹が仲良くしているのを見て「私も仲間に入れて」と言うくらいには割とうまく付き合っています。でも、母は叔母が自分の側についていると思っていたら実は異母姉と長姉ともそこそこ仲が良かったみたいでちょっとイラっとしていました。叔父ですら母の一番嫌いな伯母2とちょくちょく連絡を取っていたことが腹立たしかったようです。我が家は父が30年以上前に亡くなっているので仕方はないと思います。でも母は本家の嫁の自負があるので余計むかついたみたいです。

父の関係で残っているのはあとは叔母夫婦と叔父夫婦なのですが、どうやら叔母の夫がここのところ体調がよくないようです。この叔父さんは母と同い年ですが、とても若く見えて子供のころからよくお手伝いに来てくれていたし、物腰も柔らかく、とてもかわいがってもらった覚えがあります。私の中では血のつながらないオジオバの中では一番好きな人です。

母方のオジオバは母の姉、妹と弟夫婦が残っています。

父方の伯母たちの葬儀には参列しましたが、その配偶者の葬儀は出ていません。まあ、それでいいのかな?と思うのですが、母方のおば達の配偶者の葬儀には参列しています。確かに母方のおじさんたちのほうがなじみはあったけど、父方の伯母の配偶者の時に母は私には連絡すらしてこなかったのはどうなんだろう?って思ってしまいます。

私もなんとなく本家の跡取りの意識があったのでそう言うことから関係ないと切られてしまうのもな・・・ と

実際、今は母は下の妹と一緒に暮らしていて免許は返納しているので、何かあれば妹が車を出すので、妹は実家の儀式?関連、すべて参加しているわけです。

父方のいとこたちの配偶者には私は叔母の長男のお嫁さんとだけは1回あったことがありますが、その外には会ったことがありません。でも下の妹だけは全員に会っています。ほとんど跡取りじゃん・・・

実際、母と暮らして母の面倒を見てもらっているんだから感謝しなくちゃいけないんだろうけれど、やっぱり妹は「いいとこ取り」をしているような気がします。

妹の子供たちも実家が実家で、そのお嫁さんたちが我が物顔をしています。

そう、私やもう一人の妹よりも大きな顔をしています(笑) 

いえ、今どきの人は伯母さんたちがこまごま働いていても、自分の食べた食器一つ片づけないのは普通かもしれませんが・・・

甥っ子は長男も気の利かないタイプで、次男君はやたら気を使うタイプなので、嫁さんが動かない代わりに彼がせっせと片付けや洗い物を手伝います(笑)

正直、私は下の妹一家に実家を乗っ取られた気分でいますが、前回も書いたけれど母が妹に「お前ばかり大変な思いをすることはないから姉ちゃんたちに手伝ってもらえよ」と言っておいたと・・・

私ももう一人の妹もお金も労力も惜しむつもりはありません。でも、下の妹が受けてきた恩恵の分は差し引かせてもらいたいです。どれだけ母に甘えてきたかを下の妹はわかっていないと思います。その分は返すのが筋だろう、と思います。

正直なことをいうと、妹の「お金がない」を真に受けて私も上の妹も援助してきました。でも、そのお金がない原因は妹の浪費でした。そして今現在はダンナさんが父親から数億の遺産を相続したと聞いたらちょっと冷静ではいられません。もちろん遺産はだんなさんのもので妹のものではありませんが

今まで多少なりとも援助してきた身としては納得いかないです。私たちよりも母に出させたお金は半端なかったと思います。以前、上の妹と計算して妹が母と同居していたおかげで得た利益は多く見積もれば2800万、普通で2000万くらいの価値はあるという結論になりました。なので、私と上の妹は意地悪く、妹が泣きついてくるまではお金はもとより労力も提供しないくらいのつもりでいます。

というか、私の場合、マジで体力的な問題が出てきて、これまでは自分が一人でも母の介護をするつもりでいたのが、厳しいなと思うようになりました。

ぶっちゃけ、今の段階で妹の息子夫婦(×2)はばあちゃんの恩恵を受けてるんだから、若い労力を提供しろよ! て思ったりもします。ただ、長男夫婦には二人目、次男夫婦にも一人目の子供がもう間もなく生まれるとのことなので現実的には難しいでしょうが・・・

そうすると、やっぱり、「跡取り」の私が体力を取り戻してガンガン働くしかないのかもしれません。

 

今年は還暦を迎えるというのに私はやっぱりまだ、実家と家に執着しています・・・