おマヌケ・・・

緊急事態宣言も解除され、ぼちぼち落ち着いてきたので1年ちょっとぶり?くらいに友人とランチをしました。コロナ禍になって知人と食事をしたのは過去2回で、2回ともこの友人とです。

彼女は看護師をしているので早めにワクチンを2回接種しており、何度かお誘いを受けていましたが、娘のワクチン接種が済むまではあまり人と接触したくなかったのでずっとお断りしていました。

で、やっと彼女の仕事との折り合いをつけて昨日、出かけたのですが・・・

最初は月曜日の予定でしたが、天気予報が雨だったので、わざわざ彼女が火曜日にずらしました。そしたらなんと雨が火曜日にずれ込み、結局、雨の中をお出かけすることとなりました。

いつもは自転車で駅まで行くのですが、雨のためしかたなく歩くことに。最寄り駅までは17~18分ですが20分ほど歩くともう一つの駅があります。最寄り駅より2分出発が遅いので、家を出る時間としては同じくらいです。最寄り駅は急行も停まるので便利なのですが、かならず階段(エスカレーターを使うけど)を利用しなくてはいけません。一方、もう一つの駅は階段の必要はありません。そして、もう一つの駅を利用する最大の理由は目的地までの運賃が50円安い(笑) ということでその駅まで歩いていくことにしました。家を出る時、雨なので防水性の高い靴を選んでいたのですが、歩き出して数歩で、その靴の色があまりにスラックスと合っていないのに気づいて家に戻り、数回は履いたもののまだちょっと新し目の最初に選んだものよりかかとの高い靴に替えました。ここでもたついたがために、少し急がねば! と焦っていました。(ここの駅の電車は15分間隔) 歩き始めて7~8分の所で、乗る予定の電車の時間まであと8分しかないことに気づきました。10分あれば急げば間に合うだろうと言うくらいの場所ですが、残り8分は厳しいな、と思った瞬間、地面にドタっと転がっていました。 正直何が起こったか全くわかりませんでした。本当に間抜けに傘を握りしめた手をしばらく見つめていました。その手のひらの砂利を払い落とすと細かな傷がありました。その後、四つん這いになっていると変形性膝関節症の左の膝に痛み・・・ やっとのことで起き上がったらそれ以上に左の足首に激痛。ああ、グキッてやっちゃってるよ・・・ あまりの痛さにそのまましばらく立ち尽くしていました。もうこの段階で予定の電車に乗ることなど無理ではあったのですが、でも、その約束事態をキャンセルするわけには行かないし・・・ 一歩踏み出すと左足がズキッ! それでもなんとか足を引きずり引きずり歩きはじめました。右足首を捻ることはしょっちゅうで慣れていると言えば慣れているけれど、左足はめったに捻ったことがなかったのでいつもよりダメージを感じました。しかし、そこで思い出したのが整体の先生が「捻挫をした時にやってはいけないこと」と言うので「悪い方の足をかばって歩くこと」でした。それをすることによって両方の足にダメージが来るのだ、と。それを思い出して、あえて痛い方の足を普通に普通に出すようにしました。するとしばらくすると引きずって歩くより楽な気がしました。そして予定の電車の次の電車に間に合い、無事、友人と落ち合うことができました。友人はいつも約束の時間よりかなり早めに来ています。今回間に合った電車は約束の場所に5分前に到着するものでした。なので、それより一本前に到着すると約束の時間の20分前になるのです。でも、以前はそれで行っても彼女は先に来て待っていました。なので、彼女を待たせないためになんとしても20分早く着く電車で行かなければ!  と焦っていたのです。ところが今日に限って(笑)彼女は私が5分前の電車で到着してもまだ来ていませんでした。以前、彼女の最寄り駅の方で待ち合わせた時にお互い15分以上前に来ていたにも関わらず待っていた場所が間違って、時間過ぎてやっとケータイを使って会えた、という事があったので、改札が一つしかない私の最寄り駅での待ち合わせになりました。しかし、今回、予定をしていたエリアは彼女の最寄り駅からのほうが近いのでもしかして向こうが待ち合わせの場所だったのか? と焦りました。でもラインでのやり取りは「じゃ、いつもの場所でいつもの時間で」と言う彼女の連絡に「オッケー」のスタンプを押した私。でも・・・あれ? そう言えば時間すら書いてないじゃん・・・ あとで慌てて過去のラインを見て時間だけは確認しておきましたが場所の確認はしていませんでした(笑)

結局、彼女は約束の時間の2分前に到着しました。「ごめ~ん、地下鉄乗り遅れた~」と。

いや、いつも私が待たせてるんだから全然、気にはしていないんだけど・・・ ただ、ちょっとだけ心の中で「あんなに焦らなければ転ぶこともなかったかも・・・」とは思いました。

 

その後、彼女が以前美味しかったという和食屋さんでお刺身定食を食べ、1時間位過ごし(平日だしまだコロナの影響があるのかそれほど混んでいなかった) その後、雨の上がった公園のベンチでおしゃべりをしていました。2時間位話していたら、曇りのせいか、肌寒くなり、トイレに行きたくなったのもあり、地下に降りて喫茶店にでも・・・と

そこでは、正直私が一方的にグチグチグチグチを話していた気がします。4時40分に彼女が「もうこんな時間」と言うのでお開きになりました。

で、それぞれ駅に向かっていたのですが、チラッと彼女が朝、興味を示していたお弁当屋さんに案内しました。そこから自分の駅に向かったのですが、1時間半に1本しかないコミュニティバスに間に合うためには4時45分の電車に乗らなければいけませんでした。喫茶店を出た段階でそのまま駅に行っていたらギリギリ間に合っていました・・・ 結局5時ちょうどの電車にあと2分で、と言うところで駅構内に入りましたが、そう言えば娘はいつもこの駅から5時10分の電車に乗って帰ってきます。なので、あえて急がずに(実際には足が痛くて急ぐのも怖かった) 5時10分の始発に乗って出入り口付近の席に腰を下ろしました。時間が8分になっても娘の姿はありませんでした。しかし、私はそもそも、会社を5時に終わって出てきて10分に間に合うほうが不思議だと常々思っていました。そしたら発車直前に娘が駆け込んできました。私は出入り口付近にいたので慌てて娘の腕を掴みました。その段階ではもう空いている座席はなかったのですが、いつもは座ってこれるそうです(私のせいで座席が少なかった?・笑) いや、ホンット毎日こんなギリギリなのか・・・ 実は15分始発の電車が反対側のホームに入ってきていて、私なら確実に座れる、その電車にします。でも次の電車は普通なので出発は5分遅いだけなのに、到着は10分遅くなります。なので、その10分の時間を惜しむためにギリギリで立って行くことを選択するようです。(私なら絶対に座れる方を選ぶ) そうして娘と一緒に帰りました。いつもは娘は最寄り駅の方に自転車で行きます。なので、天気がよかったら娘は最寄り駅で降りるはずでした。でも、今日は雨で徒歩だったので、私が降りる一つ前の駅で一緒に降りました。おかげで駅から徒歩20分の距離も思ったより早く感じることができました。そして、家に帰り服を着替えて、今日は雨だったので駅まで歩くことを想定して念の為に両膝にサポーター、両方の足首にもサポーターを巻いていたのですが、右膝のサポーターにベッチョリと血がついていました。以前、ころんだ時、スラックスの膝が破れていましたが、今回は無事だったしサポーターもあったので、まさか血が出る怪我をしているとは思ってもみませんでした。サポーターを外すと思ったより皮がえぐれていました・・・ ううう、痛かったはずだ・・・ そして左足の外踝は パンパンパンに腫れ上がっていました・・・ 娘に「よくこんなんで歩けたね」と。だって、整体の先生が引きずるな、と言うから努めて普通の歩き方をしていたら、そこまで痛みを感じなかったんだよぉ・・・

とりあえず、右膝には絆創膏を貼り、左足首には湿布がなかったので塗るタイプの薬で応急処置をし、出かける前に作っておいたおでんで晩ご飯を済ませました。あらためて左足を見るとさらに膨れ上がっているように見えます。20分歩いていた時にはそれほどでもなかったのに、家に着いたら歩くたびにズキン! と言うか我が家は床の生活なので立ち上がるたびに痛みます。普段から右足から立つくせがありますが、右足を先に出してしまうと、痛む足を立てることができません。まず痛い方の左足をしっかり床につけてから右足を立てる、でないとだめなようです。なのに、つい癖で右足を先にしてしまいます。これは五十肩も同じで服を着るときはまず先に痛い方の腕を通さなければいけないのに、いつも反対から通して着直すことになります。

夜、オフロに入ってあったまってふと右膝を見たら抉れて絆創膏は真っ赤に染まっていてその傷の周りにも小さな傷がいっぱいあって、あったまったせいでアチラコチラにテンテンテン・・・ 思わず、しょえ~~~!! 慌ててお風呂から出て娘に湿潤療法の絆創膏に取り替えてもらいました。そしてあったまったせいで左の足首もうずき始め、娘が薬を塗ってくれたらくるぶしの真上に触ったらぎゃあ!というくらいの痛さ・・・

 おとなしくしていれば治る、と言い張ってましたが娘にも夫にもキツく「明日絶対に整体に行くように!」と言われて、朝イチで行ってきました。怖い先生ではなくて捻挫等ではよくお世話になる先生です。ちょっと久しぶりでした。この先生も普通とは違って反射区を利用する施術です。「捻挫は安静第一で、普通の整体や整形では触らないのが原則だけど、うちは違うからね」と痛いところをあえて押して、その痛みを別のところを押して取る、と言う感じです。私は痛みの感覚が微妙で、そもそも痛みには強いほうなのでちょっとくらいの痛みは我慢してしまいます。なので、いつも先生には「痛かったらちゃんと言ってよ!」と怒られるのですが、これくらいの痛みなら我慢できないこともないと思って申告しないでしまうんです。でも、今回は明らかに腫れているので先生もこう言う腫れ方のときはどこの筋(靭帯)が損傷しているかわかるようで、そこを中心にしてくれるのですが私が微妙な反応をするせいで、ここに通い始めておそらく7~8年になりますが、初めてテーピングをされる羽目になりました。基本、捻挫は「安静」 という事でした。でも動かないわけには行かないから、その動きをサポートするために、と。おかげで、もう全く普通に歩くことができています。でもテーピングの分を差し引いてもやっぱり踝はメッチャ腫れています。調子に乗って歩きまわらようにしなくては・・・

 

それにしても、何というお間抜けさなのでしょう・・・ 

いろんなことが裏目裏目に出た結果のような気がして落ち込みます。

ただ、何かことが起こるときって本当に、ほんのちょっとしたことの掛け違いと言うかズレなのですよね。

いつもネガティブシンキングしかできない私ですが、これでまた「丁寧な生活」をしなさい、と言った怖い先生の言葉を思い出し、そう言えば、ここの所少し雑だったな、と反省しています。

これで、この先起こったかもしれない「大事故」や「大災害」を防げたのかもしれない、と考えて、しばらく焦るのをやめて「安静」を良しとすることにします。