またまたまたまた夫と一悶着(笑)

男性脳、女性脳って言葉があって、なんだかんだで性別による考え方の違いって大きいんだろうな、って思います。

 

ここ最近、夫とケンカばかりをしています。

個人的には夫の人格を疑っていましたが(笑) いわゆる、男性脳、女性脳の違いで私が当然と思っていることは夫にとってはそうではない、という事なんですよね。

そして、夫の考え方って典型的に男性によくあるパターンなんだって思います。

 

あまりによくある例ですが、私が体調を崩して寝込んでいる時(滅多にはない)

夫は「晩ご飯、僕は外で食べてくるからいいよ」と言います。

   私もお腹すくんですけど、子供もいるんですけど!!

メッチャ疲れてて「ご飯作るの面倒だな」と言うと 「簡単なものでいいよ」と

   結局、作れってこと!?

まあ、本当にごくごくごく、普通にあることなんだって今は理解していますが

今のようにネットとかでそう言った事例が簡単に手に入らなかった時代、ご近所さんがとても優秀な旦那様ばかりだった頃(笑)には、本当に夫に対して、本気で人間性を疑っていました。

でも、今は男の人ってこう言うタイプが多いということは知りましたが

私は何度も何度も何度も「こう言うのは嫌だからやめて」と言っているのに「同じこと」を繰り返す夫にどれほどブチ切れたことか・・・

で、最終的には娘に「いいかげん、お母さんもお父さんがそう言う人間だって理解しなよ」って言われるほどです。それでも腹が立つのはどうしたらいいのでしょう?

私は「過去と他人は変えられない、変えられるのは未来と自分」と言う言葉が大嫌いです。

いえ、それが真理だとはわかっています。でも、だからって「間違いを正さないでいるのは許せない」のです。相手が間違いを正すまで言い続けるタイプなのです。「諦めたら負け」だと思っています。

まあ、それでストレスがたまるので、結果として自分が折れるしかなくなるのもわかっています。それだったら初めから過度な期待などはせず「ああ、またか」と笑って受け流したほうが自分のためにはいいのだと思います。実際、私のやることに対して夫や娘はそうやって「諦めて」きているのだそうなので(笑)

 

私は人にレッテルを貼るのが好きなようです。ある意味、防衛本能なのでしょう。自分にとって敵か味方かを推し量ってラベリングしておくことで相手に深入りしないで済むようにしたいのです。それこそ「この人はこう言う人だからしょうがない」とか「近寄らないでおこう」とか。そのくせして変な正義感を発揮して「正当な理由なく人を嫌うのは間違っている」と、嫌いな相手、苦手な相手にも公平に平等に接しようとしてしまいます。だから好きな相手からの頼まれごとはほぼ100%断れないのは普通ですが、嫌いな相手からの頼まれごとでも断ったことはほとんどありません。幸か不幸か、そもそもが人付き合いが苦手なので、接する人が少なくて「お金を貸して」とかとんでもない申し出を受けた事がないので、事なきを得ているのかもしれませんが。

 

実は車を買い替えました。今年2度めの車検があるのですが、今回の車はめずらしくきれいな状態で乗ってきました。なので、いま新車を買えば下取り価格を大きくとってくれる、と言うことで。車検もあるし、前の車が事故ったおかげで査定0で廃車だったこともあるし、ナビが古くてイライラしていたこと、ドライビングレコーダーは前にはついていたけれど、後ろもほしいな~と思っていたことなどなどから思い切って買い替えました。なんだかんだで、全く同じ車種の全く同じ色なので、きっとご近所の誰も我が家の車が新車になっていることなど知らないと思います(笑) で、車が新車になってしまったので、ちょっと遠出で運転するのが怖くて(実は前の前の車は納車から2週間の間に私が2回ぶつけた) お出かけする時に夫に乗せていってもらいました。私の用事は2時間弱だったので、家から1時間弱のその場に送って家に戻るほどの余裕はありませんでした。なので、2時間をどこかで潰す、と。申し訳ないので公共交通機関で行こうかとも思いましたが、ホンっとタイミング悪いことに捻挫しているので電車と地下鉄乗り継いで1時間弱の道のりはやはりちょっとしんどいな、と。で、まあ、夫の言葉に甘えて送って行ってもらうことにしたのですが、夫はその2時間をどこで潰すか考えていたようです。で某イベントを見つけてそこに行ってくる、と。そのイベントが行われていることを私は全く知らなかったのですが、そのキャラのグッズをいくつか揃えるくらいには私の好きなものでした。(夫は全く興味がない) 

瞬間的に頭に血が上ったのは過去に同じようなことがあったからなのですが 元々ミーハー気質のある夫なのですが、人がいいと言ったり話題になっていると言うと、自分は全く興味がないものでも行きたいとか、もっとひどい時には私が興味ある分野でも「ひとりで」行って「〇〇に行ったきたんだ~」と自慢すること。(萩尾望都さんの展覧会だった気がする) 

で、今回も、一度もそれを好きだったと言ったこともないくせに「お母さんを待っている間に行ってくる」と。思わず「なんで? 私がそれを好きだって知ってるよね? それなのに、なんで自分だけで行くの?」と言ったら 「この作品展があるのなんて前々から新聞とかにも載っていたから知ってて行かないのだと思っていた」と。 知らなかったんです・・・

「新聞にだって載ってるしテレビでも見た気がするから当然見ているはずだ」って

私は新聞が好きで隅々まで読み込む時もありますが、全く見ない日もあります。

少なくとも私はそのイベントを見落としていました。「いつも新聞読んでるじゃない」と。

「じゃ、火曜日と木曜日に女性週刊誌の見出しが毎週出るんだけど、その内容をあなたは見たことがある?」と聞いたら「・・・気が付かなかった」と。 自分だってあんなにデカデカと場所とっている週刊誌の見出しにも気づかないくせに・・・ 「新聞読んでいるんだから当然、知っていると思っていた」って・・・ そのキャラのポーチとバッグ、陶器製のオブジェもあるし、ディアゴスティーニで初回だけ買って諦めたって話もしてあったのに・・・ もちろん、私はコロナ以降、おこもり生活を続けていたのでそう言うイベントにあえて行っていないというのも間違いではありません。でも、緊急事態宣言も明け、このタイミングで近くに行く用事があったとしたら、行きたいと思うんじゃないかって思ってもくれないんですよね・・・

夫は「知っていると思った」と言いましたが、それは咄嗟に口をついた嘘だと思っています。って言うか、夫は実は自分だけが知っている、と優越感に浸るのが好きなんです。でも、過去に私が何度もその優越感を打ち砕いてきたので(笑) 遠回しな自慢の仕方をするようになったのです。それが証拠に私が知らなかったことを「え~。知らなかった~私も◯◯したかったなぁ」と素直に言うと、〇〇した話が止まらなくなります。そんなに手数を持っていたのか、というくらいに(笑) だから今回も素直に「え、そんなのやってるの? 私も行きたい」って言ってあげれば夫はとてもご満悦だったはずなのです。でも、私の虫の居所が悪かった&いつものやり口にムカついていた 事もあって、「なんで、私が好きだとわかっているイベントなのに、『終わってから一緒に行こうか』じゃなくて、さして興味もないくせに自慢気に自分だけ行くって言うの!?」ってブチ切れてしまいました。「近くでやってたから、時間潰すのにいいと思って」と。

単なる時間つぶし!! ってことでまた腹が立ってしまいました。

 

娘の言葉が頭に響きます。

「お父さんってそう言う人なんだから諦めたら?」

「お父さんだってお母さんが『そう言う人だから』って諦めてるんだから」

 

世の中のできた皆様方は 諦めているんでしょうか

いえ、そもそも、こんなことでムカついたり苛ついたり怒ったりしていないのでしょうか