はてなブログ10周年特別お題「好きな少女漫画10選」 昭和50年代

「好きな少女漫画10選」  昭和50年代編 (1970年代後半)

 

1・7つの黄金郷  山本鈴美香  1975~
2・シメール     森川久美    1979   天の戴冠  ヴァレンチノシリーズ  青色廃園
3・11人いる!  萩尾望都   1975  
4・暁の目の娘   市川ジュン  1976
5・摩利と新吾   木原敏江   1977~1984 
6・イブの息子たち  青池保子   1976~  
               エロイカより愛をこめて 1976~  
               エル・アルコン -鷹-  1977~1978
7・ラシャーヌ      魔夜峰央    1978
8・ガラスの仮面    美内すずえ   1976~  白ゆりの騎士
9・みき&ユーティシリーズ      成田美名子     1977 ~1979 
10・千津美と藤臣くんシリーズ   ひかわきょうこ    1979~1980

 

前回、もう感想、解説は書かないと言ったのですが、今回のリストの中に70年代前半と勘違いして感想を書いていたものがいくつかあったので、結局、ほかも書くことにしました(笑)

1974年に花とゆめ、1976年にLaLaが創刊して、それ以降は子供を生むくらいまで1号も欠かさず買っていたのでこの辺りから80年代の私の好きな作品は主に白泉社様ものになります。

週刊マーガレットは「エースをねらえ!」(山本鈴美香)第2部終了(1980)年ころまでは定期購読していましたが、それ以降は離れていたかもしれません。何しろ、この頃は前記の2冊以外にも様々な漫画雑誌を買っていたので金銭的に厳しくて・・・ (真面目な生徒だった私はバイトを初めたのも大学3年の時が初めてでした)

 

「7つの黄金郷」   今も未完のままで、おそらくこのお話の完結を見ることはないのだろうな、と思いつつ、それでも続きが読みたくて恋い焦がれる作品です。私はロレンツォ様の大ファンです。この頃から私は自分がロレンツォ様タイプの容姿にメッチャ弱いと自覚しました。ちょうどこの頃、ジュリー(念のため、沢田研二さんですよ~)のファンでもありましたので(笑) このコミックスが、今どこにしまい込まれているかわからず読めない状況ではあるのですが、でも頭にこびりついて離れないシーンとか台詞がいっぱいあります。大航海時代のイギリスとスペインに興味を持ったのもこの作品のせいですし、何が何でも「ピエタ」の像が見たい! とイタリアで騒いだのも(修復中で見れなかった・涙)このおかげです。「滞る水は腐る」と言う言葉も私の中に鮮明に残っています。20年ほど前、オタクな活動をしていた時に、犬の話題が出て「ボルゾイを飼って『ドロテ』と名付ける!」と言ったら、その内の一人が「おお、ロレンツォ様だ!」と間髪入れずに返してくれて、以来すっかり彼女と意気投合した覚えがあります。

私は昔から主人公か、それでなかったらお派手なキャラが好きなのですが、高校時代にこの漫画を貸したクラスメートが「ビンセントが好き」と言った時にちょっと驚いたのですが、読み込んでいくと本当にどの登場人物も甲乙つけがたいほど素敵だな、と・・・(もちろんロレンツォ様は別格!)

で、冒頭で「エースをねらえ!」の話が出たのでちょっと補足。エースをねらえ!の中で一番印象的なシーンは尾崎さんのお蝶様への思いが報われた?シーン。お蝶夫人は最初は嫌な悪役だと思っていたのですが、ペアを組んだひろみに誰かが悪口を言った時に「私のパートナーを動揺させるようなことを言うな」みたいなことを言った辺りから見方がコロッと変わりました。まさに孤高の女王様、と言う感じで憧れました。そのお蝶様を一途に慕う尾崎さんの思いの深さとそしてそれを受け入れたお蝶様・・・ああ、もう本当に最高のシーンでした。私はキャピキャピした恋愛ものって全く好みではないので、あまり読んでこなかったのですが、この二人の関係こそが「大人の恋」だと憧れました。

ついでにエースをねらえ!の中で一番好きなセリフは、宗方コーチが藤堂さんに言った「女の成長を妨げるような愛し方をするな」です。この時は私はまだ中学生だったのですが、宗方コーチの言葉とそれを受け入れる藤堂さんのどちらもカッコいい大人の男だとメチャクチャ感銘を受けました。

 

「シメール」森川久美さんは退廃的なアングラっぽいと言うか同人誌と言うか(と言っても私が同人誌というものの存在を知ったのは1994年頃) そう言うイメージです。青色廃園の頃から好きな人でしたが、「天の戴冠」で惚れ込みました。私はベルばら以降、西洋の歴史物が好きでこの作品も歴史を舞台にしていたので、このスケールでこのページ数ではもったいないと感じました。もっと長編で読みたかったです。

シメールで好きなのはもちろん主人公の「イヴ・ラクロワ」ですが、ガスパール刑事も好きなタイプでした。またまた話がそれますが、私は「レ・ミゼラブル」の中でジャベールにものすごく思い入れがあってなんて言っていいかわからないくらい彼の最期が好き(と言うと語弊がありますが)で、とても共感できるのです。シメールでガスパールを見た時、そのジャベールに少しだけ似ているな、と感じたような気がします。シメールもラストのどんでん返しが圧巻だと当時は感じました。マクベスの有名なセリフ「消えろ消えろよ短い蝋燭」と言うセリフも頭にこびりついていました。

 

「11人いる!」 再び、萩尾望都さんです。私はNHK少年ドラマシリーズが好きでした。これは初期の多くはSFものでした。当時はSFブームと言うかハシリだったのかな? 眉村卓さんとか光瀬龍さんのお話をよく読んでいた記憶があります。余談ですが少年ドラマシリーズはSF以外の作品も多く、私はなかでも「つぶやき岩の秘密」の主題歌「遠い海の記憶」がメッチャ好きで、必死になってカセットデッキで録音した記憶があります(なのでたぶん今でも歌える) 肝心の11人いる!の前に少年ドラマシリーズのことを書いてしまっていますが、「11人いる!」も少年ドラマシリーズで実写化されています。これは忘れもしない、お正月(1月2日)に放映されました。当時はビデオなんてものもなく再放送だっていつあるかわかりません。なので、この放映を見るために私は家族旅行を一人だけパスして家に残ったのです。もし、この作品に関わっている方、気に入っている方がいたら申し訳ありませんが、それまでの人生の中で一番ガッカリした作品でした。本当に「こんなもののために年に1回あるかないかの家族旅行をパスしたのか・・・」と。本当に人生で初めて「失望」というものを味わいました。 それは、もちろん原作に対して思い入れが強かったせいだと思います。

という事でやっと原作にたどり着きますが、萩尾望都さんを知ったのはたぶん「精霊狩り」を雑誌で読んだこと(10歳くらいの時)当時の私はまだ漫画にのめり込んでいなかったので作者もタイトルも覚えておらず、高校生の頃に萩尾望都全集を買って「あ! これって萩尾望都さんだったんだ!」と気づきました。

「11人いる!」は少女漫画としては初の本格的SFなのだそうですが、私はSFとしてまさに完成形だと思っています。この作品の後にどれほどの作品が誕生したとしても、これほどの感動はなかったな、と。ラストのどんでん返しはもう、まさに「お見事!」と唸るしかありませんでした。

後に続編として「東の地平・西の永遠」が掲載されましたが、これも嫌いではありません。(私はそれまで何かの続編ってどこか取ってつけた感じがするのであまり好きではないことが多かった) 本当に内容的には素晴らしいと思います。ただ、辛いだけで・・・ 

 

「暁の目の娘」は中編ですが結末に衝撃を受けました。市川ジュンさんはこの作品より前?の「風の挽歌」で好きになったんだと思います。(心に傷を追った人と苦労知らずに見えるお嬢さんの描写が好きでした。当時はワルの方がかっこよくてお嬢さんは意地悪とか苦労知らずのイメージになる漫画のほうが多かったけど、これはとても気持ちのいいお嬢さんで好きだった)

 暁の目の娘はネタバレになるので書きませんが、「マタハリ」の娘、と言う設定です。とにかく、結末が当時の私からすればある意味、風の挽歌にも通じる心地よい着地点で(悲劇なのですが)メッチャ好きでした。結末を読者に託す、と言う感じで、どの登場人物にもある意味嫌いになる要素がなくてただただ切ないとしか言いようがなかった気がします。それが戦争なんだ、と感慨深かったです。

 

摩利と新吾」は元々は「あーら わが殿!」(1972~1973)を詳しくしたような始まりでしたが、途中からは全く別物のお話として展開していったように思います。私の好きなのはもちろん(笑)摩利さんです。木原さんの作品ではフィリップさん(この作品では摩利)が、主人公を引き立てる役回りとしてよく出てきますが、これはタイトルからもわかるように摩利さんも「主役」です。むしろ摩利さん人気が高まって逆にある意味、摩利さんを苦しめることになる新吾に対してLaLa連載中もアンチがたくさん発生していたように思います。その影響?か「お日様新吾」に対しての憎悪などのスタイルも本編に出てきていました。これはあくまでも私の勝手な解釈なのですが、木原先生ってけっこう読者の声を聞いている人なんだな、と感じたりしました。そう思った決定的なセリフなどもあるのですが、それが外れていたら顰蹙モノなのでカットしておきます(笑)

このお話で好きなセリフは新吾が好きな女性を追ってすべてを捨てて出ていこうとする時、それを引き止めることができなかった摩利さんが「泣いて縋って『行くな』と言えたらばからしくて鷹塔摩利なんてやってられないよな」というようなことを呟くシーン。ああ、もうカッコいい! それこそ摩利さんの生き方だ!!って思いました。 あとは夢殿さんが摩利さんを守るために「俺は一足飛びに大人になりたかった。腕の中でゆうゆうとおまえを遊ばせてやるために」というようなセリフ。(現物がないのでうろ覚えの記憶だけです・・・ )それに対してだったか、その後別のシーンでだったかわかりませんが摩利さんは夢殿さんに対して「あなたは俺を甘やかす。俺の成長を止めるくらいに。だからあなたではダメなんだ」みたいなセリフがあって、私はここで、あの宗方コーチの言葉を思い出しました。これぞ、まさにおとなの男の恋愛なんだな、と

おかげで現実の男に目が向けられなかったんだと思います(笑)

追記:私は昔から主人公に絡む女の子は大嫌いでしたが(009に絡む003とか・笑) この作品の中の「ささめちゃん」は好きでした。

 

「イヴの息子たち」「エロイカより愛をこめて」「エル・アルコン」 どれをベストテンに入れるか迷いました。私は純粋な少女漫画していた時の青池保子さんは苦手なタイプの漫画家さんでした。でも、セブンティーンで「エル・アルコン」に出会ってティリアンに惚れ込みました。普通だったら絶対に読まないセブンティーンという雑誌を買うようになったのは池田理代子さんの「オルフェウスの窓」第2部が週刊マーガレットからこちらに移動したせいです。それがなかったら絶対に手を出さなかっただろう雑誌です(笑) 何度も書いていますが、私は好きな作家さんの作品はコンプリートしたいタイプなので。 で、エル・アルコンに嵌って、イブの息子たち、エロイカより愛をこめて も買い始めた、と言う感じです。イブもエロイカもコメディ色、少女漫画色が強かったので最初は少しだけ馴染めませんでした。でも、元々はコメディも大好きなので少女漫画的な部分には目をつぶって(笑)読み続けるうちにエロイカの壮大な世界観に嵌っていきました。ただ、人に勧める時は1巻めだけは我慢して読んでね、と注釈つけてから貸し出しています(笑)

イブの息子たちはヤマトタケルのお話が好きです。ここで出てきた古事記の「倭は 国のまほろば たたなづく 青垣 山籠れる 倭しうるはし」は暗唱するくらい好きでした。

 

漫画家さんってそれぞれ、独自の世界観と言うか好きな分野をお持ちのようで、それぞれに造詣の深い面を見せてくれます。それに感銘を受けて自分でも調べたり、と。思い起こせば「ベルばら」でフランス革命を、「7つの黄金郷」そして「エル・アルコン」で大航海時代のイギリス、スペインの歴史、「白ゆりの騎士」でジャンヌ・ダルクについて・・・などなど私の知識?のベースには様々な漫画の影響が大きいです。思春期の純粋だった頃だからかもしれません。今は小説を読んでも漫画を読んでも全然、その時代背景を調べようなんて好奇心も余裕もありません。

私のことを物をよく知っている、と言ってくださる方がいますが、それは全て漫画由来です。

なんて漫画は素晴らしいのでしょう!!(爆)

 

「ラシャーヌ」よりもパタリロの方が圧倒的に有名なのでしょうね。パタちゃんとラシャーヌの性格も似ているし。でも、やっぱり私の中では見た目でラシャーヌの勝ちです(笑) 私がラシャーヌに惚れ込んだ理由は第一話でマダムが、砂糖のスプーンを持って「いくつ?」と聞いた時に「年ですか?」と彼は答えマダムが「このスタイルで年を聞くわけないでしょう?」と言ったのに応酬して「ただ幾つと聞かれただけでは年なのかボーリングのアベレージなのかわかるはずがない」と言います。そこでマダムが謝って、あらためて「砂糖はいくつ?」と聞くと彼は「ブラックで」と答えるのです。

いや~~! このラシャーヌの性格に惚れ込みました。あとはお父さんをからかうネタも好きなのですが、書いているとキリがないのでこの辺りで・・・

 

ガラスの仮面」これはもう、連載第一回からリアルタイムで見ているものとして書かないわけにはいかないと思ってあげましたが、正直、最近(と言ってもかなり前)の展開にはついていけないなぁと思っています。なので、昔を思い出しての感想です。私に最初にマンガ本を買ってくれたのは母ですが、私が小学高学年、中学生の頃は我が家も「漫画禁止」でした。なので、隠れて週マを近所のタバコ屋さんに買いに行っていました。でも、私はあくまでも「優等生」ちゃんでしたので、タバコ屋のおばさんから私が漫画を買っているのがバレると不味いと、漫画を妹1に買いに行かせていました。そこは浅はかな子供の考え、そして姉ちゃんの威厳と体面を保つために妹1に犠牲になってもらっていました。妹1はとてもすばしこい子でしたので、近所のタバコ屋さんで漫画を買うと服の下に隠して家に駆け込み私のベッドの下に潜り込ませる、を光速(笑)でやってくれていたのです。中学生くらいの時に父にマンガ本が見つかって全部燃やされた記憶があります。なので、漫画は絶対に見つかってはいけないものでした。ガラスの仮面の連載が始まった頃、私は高校生になり、我が家の漫画規制も少し緩くなりました。そして、なんと母が「ガラスの仮面」に嵌ったのです。で、続きが読みたいがために花ゆめ解禁になりました(笑) 

ガラスの仮面には様々な演劇作品が出てきます。母の年代は娯楽といえば映画しかなかったようで、洋裁学校に通っている時に帰りにいろんな映画を見た、と言っていました。中でも母が好きだったのが「若草物語」だったそうです。ガラスの仮面にも若草物語のシーンが出てきます。それも母がお気に入りになった一因かなと思います。しかし母が「速水さん」に入れ込んでいるのを知ったのは正直、ちょっと衝撃でした(笑) 母にとっての大スターは「ゆうちゃん」(石原裕次郎)だったので。あ、「丸山明宏」(←美輪先生です、念の為)の映画を見たことがあってメッチャきれいだったと言い続けてましたが。(母は私がジュリーを好き、と言うと『女みたい!』ってケチを付けてたのに)

連載開始からもうすでに45年になるんですね・・・ お話の世界と現実世界にギャップが広がりすぎてついていけないというのが本音です。 完結は見たい気もするし、どうでもいい気もします・・・

 

「みき&ユーティシリーズ」 成田美名子さんはデビューから見守ってきたこと、年齢が近いということから親近感がありました。全寮制の学校、と言う設定がシュロッターベッツぽくていいね、とか(笑) もちろん好きなタイプはユーティなのですが、彼のような優等生は実は苦手かも、と後々になって思ったりしています。この作品の中で? 「その制服を着ている間は、君がその学校の代表」みたいなセリフがあって、高校の非常勤講師をしていた私は常に生徒にそう言ってたしなめていました(笑) 自分が学生の頃はそう言う感覚がなかったのですが、教師として学校にかかわるようになってからは実感しました。なので、おそらく当時20歳近辺だった作者がその言葉を使ったことにのちのち感銘を受けました。

その後「エイリアン通り」 「CIPHER」なども持っていますが、残念ながら嫌いではないけれど、大好きとは言い切れないでいます。

 

「千津美と藤臣くんシリーズ」ひかわきょうこさんもデビューから見守ってきた作者さんです。私は基本的に「少女漫画」ぽい少女漫画は苦手なのですが、ひかわさんの作品だけは違和感なく好きでした。このシリーズも他のシリーズでもそうなのですが、一見、ひよわで可愛いだけに見える女の子がみんなしっかり一本芯が通っているところが好きだったのだと思います。私には珍しくぽやぽやした女の子がカワイイと思えた作品なので、これをあげましたが、同じひかわ先生の作品のたぶん「和田くんとゆきこシリーズ」だと思うのですが、とても好きなシーンがあります。お人好しでいつも損ばかりしている女の子とそれをいつもたしなめてばかりいる彼氏のカップル。この女の子に別の男がコナを掛けてきます。自分だったら、あんなふうに怒ってばかりいないから自分と付き合え、というような感じで。いつも怒られてばかりいた女の子は彼氏が自分を迷惑に思っているのではないかと悩むのですが、コナをかけてきた男が友人に「なんで、あんなに怒るんだろう、損するのは彼女だけなのに」みたいなことを言ってて、さらに彼氏からは「怒ってばかりでごめん、でもお前が潰れてしまわないか心配で」みたいなことを言われ、結局どちらが自分を思っていてくれたかを知る、と言うような展開になりました。なんか、このお話がとても好きでした。ひかわさんは娘が「荒野の天使ども」のシリーズが好きだと言っていました。最初は私も西部劇?と思いましたが嫌いではないです(笑) 新作のコミックスを

 

うぉぉぉぉ~~~、やっぱり今回も長くなってしまった~(笑)

 

あとは書くとしたたら1980年代(で まとめてみる)のみです(笑) 

でも逆に1970年代前半&後半で 漏れてしまったけど、どうしても書きたいものがあって悶々としています。

なので、これこそタイトルだけ

 

・未来からきたベレル  1973   志賀公江 ルルが風にのって←SFにぞっこんだった頃なので

・銀色の髪の亜里沙  和田慎二  1973    ←メッチャ書きたい事いっぱいある~~
・ぼくのってしまう!   亜月 裕    伊賀野カバ丸1979~1982
・意地っぱり大作戦!!  1975   有吉京子
・赤い狼    田中雅子  

水無月に笑って   三山節子   
・オッス! 美里ちゃん  金子節子

・田楽狭間の信長くん  佐々木けいこ  1977   信長君日記 1978
・サディスティック19    立花晶  
・1万十秒物語   倉多江美  1976~