ムキになる性格(笑)

ここ数年、夏野菜を栽培しています。いつもは苗を買うのですが、一昨年、一部、種を買ってうまくいったので去年は普段苗を買っているナス、キュウリ、ピーマンも種を買ってみました。

しかし、種を蒔く時期が遅すぎたせいで、ナスなどは8月9月になってやっと大きくなったと思ったらほとんど実が育たず終わってしまいました。

なので、今年は3月半ばから種を買って蒔いたのですが、寒かったせいかちっとも芽が出ず、ここ2~3日でやっとキュウリだけ出てきました。あと、おそらくピーマンらしきものが出て来たな、と思っていたら、やはりやられました、ナメクジに! そう、去年もナメクジに苦労したのです。いろいろな種類のナメクジ退治薬を買ってみましたが、やはり食べるものの周りに置きたくないので、少し効果の低い?天然系の物をプランターの外に撒いたりしていました。しかし、双葉が出たな、と思ったら翌朝には棒になっている・・・の繰り返しでした。なので、今年も苗箱をあちらにずらしこちらにずらし試行錯誤しているのですが、今の段階で一袋蒔いたピーマンで残っているのは2個、キュウリは5~6個出ていますが、明らかにナメクジに食べられています。普段、夏野菜の苗で買ってくるのは、キュウリ、ナス、ピーマンが2株ずつ(たまに大嫌いなミニトマト1株)なので、一袋の種が全部出てしまったら逆に困ってしまうのは確かなのですが(笑)

家庭菜園を楽しむはずだったのに種まきをしてストレス満載(笑)

さらに、プランターの土を再利用するために掘り起こして振るって、土質改良剤を混ぜて・・・を大きな野菜プランター4個分一人で異常な暑さの中でやっていました。そしたら、西側の家のおじさんが声を掛けてきました。我が家のストックヤードとお隣の家の隙間に鳥が落としたであろう種から芽が出た木が大きくなってこれに虫がついて迷惑しているから切ってくれ、と。西側のお隣は我が家より2mくらい低く、うちの1階がお隣の2階のベランダのやや下になるくらいです。そして、我が家は西側との境が90cm位ありますが、お隣はほんの数十㎝に迫っています。おそらく和室に当たる部分の窓の真上に問題の木はあります。困ったことに我が家のバックヤードの波板とブロックの間の10cmあるかないかの隙間に問題の木は生えていて、何年か前に言われるまで、そんな木が生えているなんて気が付きもしませんでした。で、数年前に枝を払っていたのですが、それがまた大きくなっている、と。全く気が付かなかったのでそこは平謝りして木を切ろうと思ったのですが、我が家のストックヤード(全長3,6mくらい?)のちょうど真ん中あたりで2mはゆうにあります。お隣の家との境にあるフェンスをよじ登らないと届かないし、気は結構太くなっていて狭いフェンスの間からのこぎりを使わないと無理そうです。土日になったら夫に頼むか、と思ったのですが・・・ ここでついムキになる性格が・・・ ストックヤードの地面すれすれにある波板の下を掘り起こし、そこから鋸で木の根元から切った方が良いのでは? と思いつきました。そして、それを実行したのですが、まずストックヤードなので不用品があれこれ押し込まれていてこれを片付けるのに四苦八苦。穴を掘るのに四苦八苦。そして何より、生木を狭い穴から切ると言うのが半端ない大変さで・・・  なんだかんだで1時間近く格闘して、それでも伐採に成功しました。この段階で腕がパンパンになっていたのですが、プランターの土の改良がまだ途中だったので、それを続けました。この時ウッカリしていたのですが、最初は帽子をかぶってやっていたのですが、ストックヤードでの作業の時に帽子を取ってそのままそこに放置してきたことを忘れていました。(次の日が雨予報だったので、何としてもその日中にやりたかったのでムキになりました) なんとか終わって家に入って鏡を見たら・・・しょえええええ~~~、顔が真っ赤に腫れ上がっていました。つい前日に、「急な温度上昇で紫外線対策に気を付けて」とテレビでやっていたのを見て、「紫外線アレルギー」で腫れ上がった女性の顔を見たところだったのに、その女性と同じような状態になっていました・・・ 愕然・・・

 さらに、遅くなったお昼ご飯(作業は朝8時前~13時くらいまでしていた)を食べようとお箸を持ったら、と言うか持とうと思ったら、手がつってしまってお箸が持てません。右手も左手も力を入れると動かないし、腰は痛いし膝は痛いし・・・ ああああ! のたうち回りました。さらに追い打ちをかけて、その日、本のスキャンを依頼していて、郵便局に持っていく本が一箱ありました。ざっと量ってみたら16kg・・・ 集荷依頼すればよかったのかもしれませんが、ケチ精神が働いて自力で持っていくことにしていました。とりあえず、家から車に入れるまでは良かったのですが、郵便局について駐車場から局内へ運ぶのにこれまた四苦八苦。なんとか伝票を書く台に持って行った段階でペンが握れず伝票も書けない・・・ 何度も何度も片手で片手をニギニギしてやっと書いた伝票を貼り付け段ボールを運ぼうとしても持てない・・・(涙)

結局、郵便局に着いてから30分程度悪戦苦闘して出してきました。しかし、車を運転しようとしたらハンドルを握るのも一苦労・・・ あああああ! なんておバカなの私!!

それでもなんとか家に帰って寝ころんだら、とにかく腰が痛い痛い痛い・・・さらに、よくよく考えるとかなり水分不足だったのだと思います。朝作業を始めてお昼ご飯を食べるまで一切水を飲んでいませんでした。気温は6月下旬並みとか言っていたのに、ホント一歩間違えばトコロさんのような熱中症だったかもしれません・・・

 

そんなこんなだったので、晩御飯は前々日に作って残っていた春巻きと前日の残りの厚揚げのステーキに出来合いのシュウマイをメインにし、あとは元々作る予定だったポトフをホットクック

で用意し、娘がもらってきた分葱を茹でて、ポトフに使った蕪の葉っぱを茹でて炒めてふりかけ風にしておきました。あとはいつもはせん切りで作るきんぴらごぼうを大きめの斜め切りで作りました。

娘が5時40分~6時くらいに帰るので、いつも晩御飯は6時で、二人で食べます。夫は最近はちょっと早くなって7時~7時20分の間に帰って一人別で食べます。ストーブが必要な時期にリビングで食べるようになって今も続いています。ちょっと前からおかずは一人盛りにするようにしていましたが、基本今までは大皿盛でした。ここ最近は土日担当の娘や夫も大皿盛が多かったので、昨日もそうしました。夫の帰るメールが来ると、それに合わせて取り分けておいた夫の料理をレンチンします。

昨日はとにかく腕が痛くて、いつも夜寝る前に娘にマッサージをしてもらっているのですが、状況を知った娘は昨日は会社から帰ってすぐ、私の腕と足をマッサージしてくれました。食後の洗い物もすべて任せて私は転がっていました。

そして夫が帰ってくる予定時間(ラインの帰るコール)に合わせてに私はポトフを温めなおし、ご飯をチンして、その後にメインをレンジに入れたところで夫が帰ってきました。後は本人にお任せ、とリビングに戻り、ゴロゴロしてました。夫は一人で食事をしていました。

私は完璧、グタっていましたが、その日やったことは一通り娘に話した後だったので、グタっている理由を夫には話していませんでした。夫からすれば、大黒柱さまが帰ってきたのにグダグダしている嫁に見えたのかも知れません。でも、特に何も言う事はありませんでした。

なので私にも色々、反省するところはあると思うのですが

 

私が無性に腹を立てているのは今朝の事。

私はいつも娘のお弁当を作るために5時~5時半に起きます。夫は6時に起きて6時半に家を出るので、この時間帯に夫とバッティングしたくないのでうっかり寝過ごして6時過ぎに起きたときは夫が家を出てから起きてきて弁当を作るくらい徹底しています。

で、今朝ほど、5時に起きて電子レンジを開けたら・・・ 昨日私がセットしておいた「メイン料理」がラップしたまま入っていました。

そう、昨日のまんまだったのです。唖然・・・ 確かに夫にレンジに入っているよと声を掛けなかった事、何を食べていたか見ていなかった私が悪いです。

でも、メイン料理がなかったら普通は気が付きませんか?

我が家の晩御飯が、ポトフと野菜の総菜2~3品なんてことが今までにあって? こんなショボい食事を「ごめん、今日は何もなくて」の一言も言わずに出したことがあって? いや、そもそも前にも一度、夫がご飯を食べ終わったところでメインがレンジに入ったままだったことに気が付いてブチ切れて同じセリフを言ったことがあったのに!

確かにうちの夫は世間的には料理が少なくても文句を言わず、家がごちゃごちゃになっていても一言の文句も言わない仏様のような人に見えるでしょう。でも! それでも、私は食事作りにだけは結婚当初から何十年も一貫してこだわっています。ある意味、私にとってのプライドです。どれだけの労力を使っているか夫が理解してくれていないので朝ご飯を作るのを辞めたし、日曜日に晩御飯を担当してもらうようになりました。少しは私の大変さ、食へのこだわりをわかってくれたのでは?と期待したのだけれど、やっぱり夫にとって食事なんてその程度の物なのでしょうか・・・ 大げさと言えば大げさかもしれませんが、この価値観の相違はもう我慢できないくらい大きなものになっています。そう、熟年離婚、と言う言葉が頭をよぎるくらいに・・・

 

実は最近、いろいろあって断捨離断行中です。その一環で、我が家でとんでもなく場所を占めている本の片づけを始めたところです。

いつも冗談で我が家にある物の8割は私の物で、そのうちの9割は何年も使ったことのない物、と言っています。なので、断捨離!と騒ぐのは私だけで、たとえその断捨離が成功しても失敗しても家族にとっては今の状態が我慢できるなら痛くも痒くもないのでしょう・・・

なんだか、あれもこれも全てにおいて私一人が空回りしています。

 

腕も足も腰も痛くて疲れ切っても何もかも自業自得。その自業自得に家族を巻き込んだ私が悪いだけのことかもしれません。

でも、やっぱり、ずっとずっとくすぶっていた私の中の「自由でありたい子ども」の私が今はっきりと見えています。

 

しんどいです。