「何もしていない」 「毎日ダラダラ」  と言いながら(笑)

コロナ騒動で仕事を辞めて2年と数か月が過ぎました。

最初の1年は本当に体調不良で毎日がグダグダでしたが、心理学の講座を習うようになってそれまで物置と化していた納戸を「お勉強部屋」にしてから気分がかなり上がってきました。

(本当にお掃除、お片付けって大切だなと実感)

1回目のワクチンを打ってからはかなり気分的にも楽になり、それに合わせて体調もよくなりました。ただ、3回目のワクチンで再び不調になってしまいましたが。

実はいつもここではグダグダとかダラダラ、何もしていないと言いつつ、ちょこちょこそれなりに、動いたりはしていました。

 

中でも最近すごく動きがあったのが家の事。「お引越し」か「建て替え」もしくは 「リフォーム」かという話。

家をどうしたらいいかと言うのはもう何年も何年も頭を悩ませてはいるのですが、結局結論が出ないままでした。

しかし、たまたまスマホを見ていたら実家近くの新築マンションのCMが目に入り、思わず「見学予約」をポチっとしてしまいました。

で、そのサイトを見た翌日には内覧に行ったのですが、初めてマンションなんてのを見たせいなのかモデルルームのセンスが良かったからなのか、もうメッチャ気に入ってしまいました。実家からは3㎞くらいありますが、道路一直線上ですし、懐かしき母校の中学のそばで、要するによくよく見知った場所。問題点は多々ありますが、逆に自分の地元がそれほどいい環境の地区でないので、これくらいのデメリットは織り込み済み。そして中学を卒業してから45年も経っているのにこの地域は本当に「庭」なんですよね。私が一番気に入ったのはJRの駅から徒歩4分、市バスのバス停からは1分かからないと言うところ。このバス停は実家のバス停から3つ目になります。中学まで実家から歩いて20分程度で、多分同じくらいだと思います。

お値段は3LDKで4500万くらい。一つだけ残っていた2LDKが3300万。その時はモデルルームをそのままこのお値段で、と言っていました。(新しいCMでは先着5家族様に100万円相当のオプション設備をプレゼント、になっていた←今日見たら、それもなくなっていた…)

もう舞い上がってしまって「ここに住みたい」「住みたい」「住みたい」とハイテンションで帰ってきました。担当者の人が「今度はご主人にもお会いしたい」と言うので、同じ週の土曜日に予約を入れて、家に帰って「とりあえず、一緒に見に行かない?」と誘ったのですが、夫は「え~」と言うだけ。そう、これがいつもの夫の得意技だったのです。今までも、何を相談しても夫は「わからない」と放置することが多々ありました。私が夫に対して持っていたイラ立ちの根源が今回も発揮された感じです。夫が帰ってくる前に私は娘にパンフレットを見せながら「これが良かった」「あれが良かった」と喜々として説明していました。娘も「お母さんがそんなに気に入ったなんてどんなんだろうね~」って言っていました。で、もうすでに土曜日に予定を入れてくれてたので、夫に「見るだけでも一緒に行って」と言ったのですが、夫は「え~~」の一言のみでその後は何も言いませんでした。私はたぶん娘に一度そのマンションの説明を終えてしまっていたので、もう一度同じテンションで説明する気力はありませんでした。ましてや「え~」の一言で終わらせて他ごとを始めるのを見ては・・・ 夫が他ごとを始めたので私も黙ってテレビを見始めると、娘が切れました。「で、お父さん、土曜日の内覧会をどうするのかちゃんと言ったら!!」と。

その勢いに押されて「今はまだ考える余地がないから行かない」と。「それならそうとハッキリ答えてあげてよ!!」と娘が言いました。確かに私はテンションがマックスで今にも契約してしまいそうな勢いではありましたが(笑) でも、とりあえず、私が何をどう気に入ったのかだけでも見てほしかったのです。結果夫には断れましたが、娘にせめて一緒に見に行ってくれないか、と頼んだらOKしてくれたので二人で土曜日に行ってきました。担当さんにも「夫は乗り気ではないけれど娘が一度見たいと言っている、ただ、土曜日なので他の見学者さんがいるのなら遠慮するのでキャンセルにしてください」という趣旨のメールをしたら「ぜひ、いらしてください」と言う事だったのでとにかくモデルルーム3つだけを簡単に見せてもらってきました。結果として娘は私が気に入った理由もわかってくれたのですが、私はモデルルームの内、気に入っていたのは3LDK、2LDKで4LDKは考えてもいませんでした。でも、娘が一押しだったのは4LDK(実は最上階で一番高い・笑)でした。今の我が家5LDK+納戸で物が溢れかえっているのに、いくら断捨離したところで2LDKで収まるはずがない、と言うのが娘の意見。確かに・・・家に帰って間取りをじっくり見ると、一番広かった4LDKでも我が家の1階全部より狭い・・・

ただ、その後、また別の新築マンション(の、モデルルーム)を見に行ったら私の気に入ったマンションよりはるかに狭く収納も少ないのに1000~2000万も高かったです。『2LDK、3LDK、多数。3980万~ 』とかってうたっていて都心だったので「この値段で買えるの?」とビックリしたのですが、なんてことない3980万はそこには載っていない 1LDKでした。で、モデルルームは2LDKで5480万。さらに70戸くらいの販売に対して駐車場は8台分なんだそうです。しかも駐車料金はかなり高いみたいです。いくらとは言いませんでしたが、「この辺りで他で駐車場を借りるなら月に75000円が相場です」とのこと。 やってらんねー・・・ 他にも再開発中の某マンションがやたら広告が出るのですが、これで懲りて都心は諦めました。

その後、中古マンションを専門に扱う不動産屋さんにも行ったのですが、ここでもアラカンの専業主婦が一人で見に来ているので本気扱いはしてもらえず「とりあえず、説明はしました」くらいでした。ただ、そこは中古一戸建てや家のリフォームも手掛けているとのことだったので、いざとなれば今住んでいる家のリフォームも検討している、と言ったのですが、結局、それ以降、連絡はありません。

私のお気に入りのマンションの担当さんにも結局、夫が乗り気でないことを告げたら「また、良いものがあったらご連絡します」で、いいものが出ないのか(笑)連絡が途切れました。

一方リフォームを視野に「新築そっくりさん」にも資料請求して、かなり時間が経って資料だけは送ってきてメールも定型文の物だけ届いています。 実はケータイの番号も明記したのでそちらにもっとかかってくるのかと思っていたのですがサッパリです。

60歳の専業主婦オバサンの問い合わせは「冷やかし」扱いなのでしょうか?

 

引っ越し、もしくは建て替えを考えるなら、もうリフォームとか手入れはしない方がいいです。でも、実は私が当初から心配しているのは「屋根の重さ」なのです。夫の父が瓦伏せ職人だったため、かなり立派な日本瓦が使ってあるのですが、家のメーカーは、瓦をふせる時に土を使うことを想定していませんでした。しかし、お義父さんからすればそれは受け入れられないことで、黙って勝手に土をたっぷり置いて瓦をふせてしまいました。それを知っているので、大きな地震があるたびに心配になっていました。さらに西側の擁壁にひびが入っているとか、西側に家が傾いていて和室の引き戸があかない状態であったりとか・・・とにかく、家の不具合についてはもう何十年も私が心配して夫に対処を求めてきました。でも、先ほども書いたように夫は今まで自分がわからないことは全て先送り、もしくは私に丸投げだったのです。その間、私がどれほどストレスを抱えて生活していたかなど考えもしません。そう、私が一番嫌だったのは、家の事を筆頭の夫がいつも私に何もかも丸投げで知らん顔をすることでした。

子どもたちの受験、進学を筆頭に話を聞いていないとは言いませんが、何一つ、夫から提案したり、私が投げかけた問題に対処してくれたことなどありません。結局、私が一人で大騒ぎして全部、こなしてきました。その挙句の娘の自殺未遂、摂食障害です。何もかも一人で必死になって空回りした挙句、頑張って頑張ってきたことが結局、家族を追い詰めていた・・・のだと・・・

あの時の虚無感と言うか絶望感を今また思い出してしまいました。

夫は確かになんでも受け入れてくれる、でも決して自分から提案も解決もしてくれないのだ、と。何もしなければいつも私が必死になってこなしてしまっていたから・・・

だから、私がどれほどこの家に不満を持っていてもストレスを感じていても夫にとっては「関係ない」ことなのです。私はこの家を建てたその時からすでに「屋根が重い」ことがストレスになっていました。そして日当たり、公共交通機関からの距離と標高差などなど生活していくうちにどんどん不安や不満が溜まっていきました。

確かに私はネガティブ思考かもしれませんし、家に対してこだわりがあるのかもしれません。

夫なんてこの家にこだわりがあるようにも見えなかったのに、私が自分の住みやすい場所を見つけた、と言っても興味すら示してくれませんでした。初めに「実家の近くにマンションを売り出していたから見に行ってみようかな」と言った時には「いいんじゃない?」と言ってたくせに。

この家を出ることもお義父さんがふせた瓦屋根だからお義父さんの目の黒いうちは触らずに我慢していたのに・・・ 

 

私は何年もそれこそ、この家に住み始めた当初から色々考えて情報を集めて、そしてそのたびに夫に相談してきたのに、結局、夫はどれも「流して」きました。

なので、今回も今までと同じように 流しておしまいで行けると思ったのでしょうか・・・

実は先月、霊視の先生に家のリフォーム引っ越し等について軽く相談していたのですが、その時に「これからの人生、あなたが何に一番価値を置くか、だけ」と言われました。この家が夫の父親が瓦をふせてくれたこと、私がいつか自分の実家に戻りたいもしくは戻らなくちゃいけないと思っていることなどを踏まえた上で、「あなたの人生です」と。

そう、今まで私は「家族のため」とずっと自分の本当の想いを我慢してきたのだと思います。何度も書いていますが、それを家族は単なる私のワガママもしくは自己満足にしか思っていなかったのでしょうが、私は確かに私の意志ではあったけれど、それでも大部分は「我慢」だったのです。霊視の先生のお話を聞いた翌日に大学病院で検査を受けて先生のおっしゃる通り、大きな問題も見つからず、あらためてその先生のお言葉をかみしめていました。そして今住んでいるところの良い点悪い点を書き出して、この場所に住み続けるために必要なこと、そのための経費も計算してみました。その上で私の望む地域へ戻ることへのメリットデメリットも考えていたところへポンッと現れたスマホの広告。「見てみたい!」と即座に思い実行しました。そして、まさにそこは私の「理想」でした。ただネックは金額。そう、もろもろあわせると、一番安いお部屋でも最低でも3500万は見ておかなくてはいけないと思います。その次にいいと思ったものであれば5000万くらい・・・ で、今住んでいる家の査定を現実的にしてもらいました。そう、私は一人で必死に動いていました。結果として、5000万を捻出することはできない事はないけれど厳しい、と判断し、それなら今の場所に住み続けるために、早急に屋根の補修と擁壁の検査をしたいと、これもいくつかの業者に問い合わせをしました。1つは翌日すぐに連絡があり、今仕事が入っているのでGW明けに改めて連絡する、というお返事をもらっています。もう一つは完全無視? さらにもう一つはサイトが東京で全国展開はしている者の地元業者から連絡させます、と言う事でありながらいまだ連絡なし。

ここまで動いてやっと夫が近所の全国展開している工務店に飛び込みで相談に行ったのですが、担当者がいないので、ととりあえず5月3日に下見に来ると言う約束を取り付けました。

夫がその工務店に相談に行った帰り、近所の以前一緒に町内会役員をやっていた人のお宅でリフォームをしているのを見た、と。で、私はその足で現場に急行(笑) なにせ徒歩1分もかかんないんですから。で、そこにいた職人さんではない風のおじさんに、ちょっと話を聞いてほしい、と言うとうちまで見に来てくれました。で、ずっとあちこちに相談しているのに、全然埒が明かないでいる困りごとを説明しました。その方がどの立場かわかりませんが(名刺持っていないと恐縮された) でも、一応の知識はあるのでしょう。私が一番気にしていた擁壁に関しては、おそらくそれほど心配することはない、と。これでどれだけ気持ちが落ち着いたかしれません。

家の傾きや屋根の事についても、しっかり話を聞いてくれ、とりあえず喫緊の屋根については専門の職人とまた来ます、と言って帰りました。それが先週金曜日の事です。

 

連絡がない、と怒っていた私ですが、なんとスマホの音が切ってあったせいでいくつか着信に気づいていませんでした。留守電に入っていたものは「またご連絡します」なのですが、それにも気づいていなかった・・・ これは私がアウトですね。イエ電は今は「迷惑電話防止設定」がしてあり、自分で掛けてもタイミングによっては繋がりません(笑) ご連絡いただいているのかも・・・

 

私の悪い癖で、ムキになり過ぎてあれこれ同時にやり過ぎてるせいでしょうね・・・

そう、マンションの下見に行ってから、とりあえずやらなくちゃいけないのは「断捨離」とお片付け、と言う事でお片付けをチマチマやっているのですが、とにかく物が多すぎて・・・

特に非常勤講師をしてた時に作った資料は捨てるに捨てられない・・・で、スキャナーを買いました(笑)

これで20年分の資料を頑張って電子化している最中です。地道に。

 

って、ことで「何もしていない」と言いつつ、ちゃんと書き出してみれば、色々頑張ってるなワタシ(笑)

 

あ、お気に入りの新築マンションは諦めてリフォームの方に舵を切ったのですが、でも、やっぱり心に引っかかっている・・・

と言う事で、今月 またラッキーにも霊視の先生の鑑定会に行けたので聞いてきました。

そしたら「あるかないかで言えば『ある』です」と。金銭面で悩んでいる、と言ったら、「それも含めての『ある』なので、それを買ったとして、将来的にそれを手放さなくてはならなくなるような状況にはならず住み続けることができる」と言う事でした。

で、ちょっとまた「そのマンション欲しい!」が再燃してしまいました(笑)

で、その感情をどうすればいいかと言うのに対して先生が下さったアドバイスは「期限を区切ってその感情を頭で考えたことで納めるようにしてみる」と言う事でした。冷静に考えて、とにかく感情ではなく頭を使って考えて、それで納得すればOKだけれど、それでも感情が抑えきれなかったら、今回私の場合はその感情に従ってOKと言う事でした。(そもそもが『ある』と言うのが前提だから、と言う事)

 

で、私は6月末までと言う期限を決めて考えてみようと思っています。