お仕事

5月に近所の公立高校から7月からの常勤講師の話が来ました。

今まで常勤講師をしたことがないのと、7月にはお引越し予定だったので悩みましたが、とりあえずお話だけ聞きに行きました。そしたら科目がまさかの専門外で泡食ってお断りしてきました。ところがその後、主任の先生からお電話があり、専門の分野とは言っても少人数だし、そもそも高校生レベルなので、それほど心配はいらない、とのこと。さらに、専門の分野の中に「色彩」と言うのがあり、色彩心理学でちょこっとばかりかじったものとして、心がぐらつきました。しかし、もし本当にお引越しをしたら最低でも1時間かかるし、それがまさかの「毎日」

これは無理だ、と思ってやはりお断りしました。何しろ私はフルタイムで働いたのは保険のオバサンのみ(2年弱)でした。しかも保険のオバサンはハッキリって「個人授業主」なので、朝令に出た後は自由行動、と言う感じでしたので、決まった時間で月~金毎日と言うお仕事は厳密に言うとやったことがありません。それも不安でした。なので、距離的、時間的に厳しいとお断りをして、いよいよ本格的にマンション購入の話になって契約までしてしまいましたが・・・ 今更、と言うかわかっていたはずなのに、やはり とんでもない出費なんだ、と恐怖を覚えました。なので、お引越しが済んだら何が何でもお仕事を探さねば!と。

とは言え、今は家のお片付けに必死で何の活動もしていません。

ところが、先日突然、以前行っていた私学の主任の先生が産休を取るので代わりに来てもらえないか、と言うオファーが・・・ 大きな声では言えませんが、その私立校は前回お断りした公立の高校と同じ駅なんです。しかも産休なので常勤です。お断りした学校とほぼほぼ条件は同じ。

でも、ちょっとやろうという気分になっています。来週、一応、面接に行くことになりました。

前の学校を断る時にいろいろシミュレーションしておいたことが逆にプラスになって、やってもいいかな、という気分なのです。いえ、むしろ7年間やっていて慣れた環境でもあるし・・・ 

でも、もしかしたら面接に行ったら教頭先生に「オババはいらない」って言われるかもしれませんが(笑) 

非常勤の最後の最後はよもやまさかのコロナによる緊急事態宣言で、最後に教えていた生徒の顔を見ることなく突如、尻切れトンボのように終わってしまっていたので、ちょっと後悔と言うか心残りもあります。なので、ちゃんとせめて挨拶をして終われるような仕事をしたいな、とも思っています。さらに、今回は産休なので、元の先生が戻ってくれば終わることもできるし。

とりあえず、やり残した思いを1年で吹っ切れたらいいな、とも思います。

あと、マンションを買う時に私のワガママで1階上に替えてしまったら差額が200万ほどでした。常勤講師を1年すると手取りがちょうどそれくらいになるんじゃないかな、と思っています。

そう、色彩心理の授業を受ける時も、やりたいと思っていたタイミングで非常勤のお話が来てそれの数か月分のトータルがまさにピッタリ受講料と同じでした。最近は本当に、何かをしようと思ってお金で悩んだり、困ったりするとこういうタイミングでちゃんと収入の道が見つかります。

なので、これも神様の思し召しと思って、引き受けようと思っています。

ただ、毎日のフルタイムのお仕事に耐えられるかどうか・・・ それもまた神のみぞ知る…と言う感じです。