お給料日とお仕事と

実に2年半ぶりにお給料の振り込みがありました。

久しく出ていくばかりだった通帳に「入金」があって嬉しかったです。しかも、引っ越したせいで今までの3倍の交通費が乗っかかっているので表面上、今までもらったお給料の中で一番多いくらいでした。一か月定給なので実際にはまだ一か月働いていないのに一か月分丸々もらえているのも嬉しかlったです。一方、ついにだんなさんはアルバイト生活になったので、時間給で、しかも一つの会社は来月からしかもらえないそうで、今月の手取りは先月の半分以下でした。もちろん、完全に年金生活になれば0なのでありがたい限りです。その旦那さんの年金は来月からもらえるのでしょうか? 2か月分ずつ貰えるんですよね? 実はこれが楽しみで楽しみで(笑) 先のことはわかりませんが、この年金だけはちゃんと読める収入です。私の年金はまだ5年先でしかも月額5~6万なので、やはり月に最低でも5万程度のお仕事はしていきたいです。

ただ、そのためにたくさんのお金をかけていろんなお勉強や資格を取りましたが、あらためて考えれば軽く500万を超えています。これを使わないでいたら月5万としても8年分の収入を逸していたことになります。もちろん、得るものも多かったし、楽しみとしての時間も、いろんな人との交流もできたわけで損得だけで割り切れるものでもありませんが

 

今お仕事に毎日 行っていますが正直、人間関係が苦手なので、関わる人が増えればそれだけストレスが増えます。お仕事は、どうにも顔も見るのも不愉快な生徒が約1名いてこれがもうストレスでストレスで(笑) まあ、でも200名以上と関わってとりあえず1名ならいいか、とも思うし、逆に今まで苦手な生徒、好きではない生徒と言うのはどうしても数名はいるのですが、ここまで本気で嫌いな生徒と言うのには出会ったことがなくて少々戸惑っています。そもそもが私の中にある「公平感」でどれだけ苦手な生徒でもちゃんと向き合おうとしてきたのですが、本気で今回はガン無視したいくらい嫌いです。実際、この生徒とはもう一人の先生との共同授業なので、やろうと思えばガン無視できる科目なのです。おそらく、彼女も私が「努力して」話しかけることでさらに気分が悪くなるのでしょうが。まあ、お互いに「嫌いあっている」状況はわかっていると思います。

まあ、そうなると、やっぱり私がオトナの対応をしなくてはいけないのでしょうが、

私のオトナの対応はやはり教師としての立場でしか示せません。だから私的にはいつも「アドバイス」なのですが、彼女は私の言葉全てを「ダメ出し」と取ってことごとく反発してきます。正直、お手上げです。もちろん、私は元々の性格もあって「間違ったことは言っていない」のです。たとえば「〇〇をするときは最初に××をした方がいいよ」と。これは私的には経験に基づいたアドバイスなのですが、彼女は自分のやり方を全否定された、と取るわけです。

もちろん、彼女の言い分もわからなくはないです。でも、昔だったら少なくとも先生と言う立場の人が「こうしたら」と言ったら少なくとも「試して」はみると思います。でも、それこそ「これでできます!!」とこちらのアドバイスなど全否定なのです。

もちろん、自分だって先生の理不尽な言い分をおかしい、と思った経験がないとは言いません。でも、心の中で思ったり、友達間で「おかしいよね~」と言いあう程度でした。それを面と向かってつっぱねる根性がスゴイです。ある意味ご立派です。

お前は何様だ、学校は勉強を学びに来る場所ではないのか! 

先人の知恵を学ぶ気がないのなら学校に来るな! って思います。

それこそ知識なんて今の時代、いくらでも自分で得ることができるので学校など必要です。学ぶ姿勢のないものにものを教える教師の虚しさって本当に切ないです。

 

まあ、でも、考えてみれば「これでできます!」と言う彼女の言い分を「こうした方が後々わかりやすいからそうしなさい」と押してしまったことがこじれる元だったのは昨今の若者の気持ちを理解していなかった私のミスだと思います。

「なるほどね~。その方が効率的だったかもしれないね」とでも言っておくべきでした。私は今までの「形式」に囚われていて、実際に今も私が勧めた形式がベストだとは思っていますがそれだけが正解ではなかったのかもしれません。

 

正直、それは申し訳ないけれど今回産休に入った先生と今回一緒の授業を担当している先生が最初に形を決めておかなかったせいだと思います。

私は今まで、それぞれの学校で今までの先生方

がやってきた形式を言われた通り踏襲してきただけです。ところどころ自分のやりやすいようにアレンジはしますが、結局は「古臭い」のかもしれません。

 

でも……

先日、ノートを集めたらクラスも番号も書いてなくて(2クラス合同授業)並べることができずにもう一人の先生に言ったら「あ、大丈夫です。私はわかりますから」と…

そういう問題でしょうか? ちなみにこの先生は私がお休みをした時、どうしても時間割変更ができなくて課題の監督をお願いしました。1時間終わってプリントを回収して私の机の上に置いておいてくれたのですが、バラバラでした。

過去に数度しか、課題をほかの先生にお願いしたことはありませんが、どの先生もちゃんと番号順にそろえておいてくれたし、私もプリントを回収したら必ず番号順にそろえてほかの先生に渡します。そういうものだと思っていましたのでちょっと驚きました。

まだ今年3年目の若い先生で生徒とも仲良くしています。私が離れていた間にこの学校は若い先生が増えてみな生徒とも仲良く楽しそうにしています。それに感化されて?以前ちょっと怖かった先生方も何だか妙に生徒とフレンドリーです。怖くて煙たがられていた生徒指導部の先生も生徒に冗談を言って笑わせていたのを見てちょっと衝撃でした。そっか、そういう時代なんだなぁ…… たかが2年、3年でこんなに変わったのではなく、3年前、私が見落としていたことなのかもしれません。

 

大嫌いな生徒のいる授業を除けば、コロナのせいで授業中静かなので授業はサクサク進みます。なので、ここはもう、勢いに任せて時代に逆行した詰め込みをしようと思っています(笑) 

今の時代には少ないかも知れないけれど、私は教科書に載っていない自分の知らないことをガンガン教えてくれる先生が好きでした。

昔学校が荒れていた時に「一人でも聞こうとしている生徒がいたら、その生徒のためだけに授業をしなさい」と言われた覚えがあります。ありがたいことに各クラスに一人くらいは授業の後に話しかけてくる生徒がいるので彼らのために授業をすることにします。

 

お給料日の話からずれてしまいましたが、お金をいただく限りはやっぱり手を抜かずに頑張るしかないな、と思った次第です。

 

でも、その一方でお金はなくてもいいからストレスのない日々を過ごした方がよかったかも、とも思ったりします(笑)