気分の浮き沈み

たぶん、閉経してちょうど10年くらいだと思います。

40半ばくらいから体調が悪く更年期障害を疑ったものの「生理があるうちは更年期ではない」とケンモホロロに婦人科を追い出されたことを思い出しました。

その後、娘の事があったりして50半ばくらいまでは本当にしんどい毎日でした。やっと少し落ち着いたと思ったところでコロナ禍になり自律神経がボロボロ。それもいくらかマシになったかと思ったのに去年の2月のコロナワクチン3回目接種後の不調で、今も大学病院に通っています。

大学病院は眼科だけですが、行くたびに検査検査・・・ そして結果として「加齢による~」で片づけられます。地元のお医者さんでは漢方を処方されていますが、最近は1か月に1度の受診でその度に変更があるような気がします。もともとお薬嫌いなので、5月頭から1週間くらいお薬をやめてみたら、いくらかマシになっていた手足の痺れがまたひどくなって慌てて漢方を再開しました。それまでは時々飲み忘れてたりしていましたが、今は毎日2回、きっちり飲んでいます。しかし、ちゃんと飲み始めて2週間ほどですが、手足の痺れは一向によくなりません。なんだったらお薬を辞めたいた時よりひどくなっている気もします。

そんなこんな?のせいか、ここ数日、びっくりするほど気分が沈み込んでいます。一つには仕事のこともある気がしています。GW明けに全クラスでノート点検をしました。前回はかなりコメントとかも書いたのですが、私の担当は240名ほどなのでかなりしんどかったです。なので、今回はコメントなしで、とりあえず点検印だけ押して返しました。大半は素知らぬ顔でしたが、前回、コメントを書いているので何人かは今回も期待してくれていたようで、少しがっかりしたように感じました。それを見て、また私も申し訳ない気分で気がめいりました。一方で授業中、騒々しい生徒も増え、授業を進めたい私は半分くらい無視していました。もちろん、静かにするように注意はするし、成績に響くぞ、という脅しも掛けています。でも、聞かない生徒はもう放っておくしかない、と。 中間テストが終わって多くのクラスで席替えがあったようで、真面目そうな子が教卓の前に揃っていたせいもあって、ついウルサイ生徒を見ないふりしてしまったのもあります。工業高校時代に「誰かひとり聞いている生徒がいたらその生徒のためだけに授業をすればいい」と正規の先生方に頂いたアドバイスが、都合よく今に引き継がれている感じです。

とあるやかましいクラスで、ちょっと融通が利かなそうな真面目な生徒がいわゆる「チクリ」に来ました。以前にも一度、なんてことない世間話をした生徒ですが、真面目すぎてそのクラスでは浮いているような感じでした。私自身がオタク系だったので、オタク仲間が多いせいかその独特の雰囲気に通じるものがあって、ある意味、彼がそのクラスで浮いてしまっていることが心配でついつい話を聞いてしまいました。しかし、昼休みの階段で(彼に呼び止められた)話し込む私たちの後ろをコソコソ聞き耳を立てている女子軍団はもしかしたら、彼と同じクラスの女子っぽい気がして… (いつまでもクラスの生徒の顔と名前を覚えられない私) 彼は気づかずに自分の周りの生徒の話をしていました。このクラスの担任の先生は、私にとってはとても親切でいい先生です。以前の非常勤時代からとても気を使ってくれる40代半ば~後半くらいの男性です。でも、やさしすぎる気もします。去年、とある科の2クラスが、担任の違いで全く違う科のように感じました。そうなる臭いを感じてしまいます。そもそも、この科は6月いっぱいで担当を変わる科です。去年、外から見るだけの様子で、この科は担当したくないと思って、避けてもらった科なのです。担当を外れるクラスには最初からそう言ってありますが、改めて話しかけてくれた彼にもそう伝えて、何か相談があったら週に2日しか来れないけどいつでも来てね、と。

去年、漫画の話で盛り上がった女の子も、授業が終わると必ず話しかけてきて私も相手をしていたのですが、学年が変わって最初の頃、廊下で会うと「今まで話のできてた相手とクラスが変わってしまった」と言うようなことを言っていました。なので、彼女の動向も気にはなっていますが、それ以降はあまり出っくわすことはありません。逆に、去年の最後の実習のあたりから「先生、気が合うじゃん」となついてきた男子は毎回、その教室の前を通るたびに何かしら声をかけてきます。ちょっとマニアックな趣味がある子なので私の方がさりげなく避けているのですが(笑) でも、目が合った時に手を挙げてあいさつするだけで満足しているようなので放置です。他にも去年教えた女子クラスの女の子たちがちょくちょく声をかけてくれるのですが、本当に申し訳ないけれど名前がわからない・・・ 「先生、元気~?」と声をかけてもらえると嬉しいのですが、でも、ちょっとうしろめたさで塩対応になってしまっています。

なんだか、そんな人間関係と言うか仕事と言うか、そう言ったものが、気圧の変化とかの影響もあるのか、わけもわからず 気分が沈み込んだりしてしまいます。

さらに、ずっとマイナスになっていて塩漬け状態だった株が動き始めて、前々から「プラテンしたたら売ろう」と決めていて、プラテンしたとたんに処分したら、その後爆上がりして、売ってしまったことを後悔…  それを繰り返しています。

リーマンショックの時に1000万超のマイナスをたたき出しました。その後アベノミクスで少しは持ち直したのですが、またコロナでパニック売りをして元の木阿弥… 結果としてマイナスになって塩漬けした株だけが残っている状態です。コロナの本当に数か月前に買ったのがJALとか鉄道会社、旅行社などで、まだまだマイナスのままです…… 損切りができずに-80%で抱え込んだ大型株も諦めきれずにホールドしていますが、こう言う優柔不断さが、気分のめり込みを呼びます。不思議なもので株が上がると下がる恐怖に支配され、下がれば当然、絶望感に見舞われます。私のようなタイプは投資には向いていないのだとつくづく思いますが、どう考えても1000万の損失を取り戻す可能性があるのは株取引しかない気がしてしまいます。

本当のことを言うとコロナでこもりきりになった時に少しだけプラスが膨らみました。しかし、仕事に行くようになって板に張り付けなくなったら、とんでもないミスをして去年は前の年のプラスを全部吐き出すことになってしまいました。今年は1~3月は地味に増えましたが、4月は忙しくて全く触れませんでした。5月になってかなり活発に上昇して来たので、かつての塩漬け株を、プラテンギリギリの指値で出しておいたら、それがことごとく約定してしまいました。リアルタイムで見ていれば上がっていく勢いで注文の取り消しもできたのでしょうが結局、売った翌日くらいからガンガン上がりだしてみすみす儲けそこなうと言う感じです。

なので、ちょっと高めに指値をしておいたら、いつも本当に天才的だと思うのですが、その指値のちょっとだけ下がMaxで、そこからはまた下降に至る・・・と言う感じばかりです。本当に全くセンスがありません。

 

株に手を出したのが2007年ころだった思うのでもうすでに15年以上(まさに体調不良の始まりと同じころ) 精神的にはいっぱいいっぱいです。それに娘の事が重なったのも大きいです。

そして今も仕事の事とお金のことと娘のことばかりで気分の浮き沈みに苦しんでいます。

ただ、以前ほどの悲壮さがないのだけが救いですが・・・