明けました

昨年の秋に義父が亡くなっているので今年は正月らしいことは何もしていません。

私は昔から伝統行事が大好きで、特に年末年始の儀式には結構こだわってきました。

それが日本人としてのアイデンティティの発露だと思う事もあったけど、その一方で無理をしている感も正直なところありました。

たとえば年賀状。私は何が何でも存続派ですが妹はもうかれこれ10年くらい前に「脱・年賀状」宣言をして友人知人、親せき一切、年賀状を出していません。

私は確かに義理もあるけれど、日本の風習として残さなければならない、と言う意識もあって頑張って書いてきました。

それだって、いつしかPCでちゃっちゃっと作ってしまうだけの物なのですが、それでも「やるべきだ」と。

確かに妹の言う事もわかります。

私は今まで続けてきた事を辞めると言う事がとても怖いし、踏ん切りがつかないのですが、でも辞めてしまったらなんて楽なんだろうって思う事もあります。

実際に、辞めてしまったら、こんな簡単な事だったんだなーって思う事もあります。

 

多分、やりたい事とやらなくてはいけない事が今はまだ区別がつかない気がします。

私は伝統は残しておきたいと思うけれど、実は私の周りの私以外の人たちにとってはどうでもいい事ばかりでした。

それなのに私一人で必死になって自分や家族を追い込んでいた気がします。

私は、本当は自分の事が一番で自分の事だけ考えていたいのに、「ねばならない」意識が働いていつもいつも自分を後回しにしてきました。

本当はやりたくないのに、やらなくちゃいけない、その思いに雁字搦めになって一人で頑張って、その頑張りを誰も認めてくれないと怒り悲しんできました。

もう、やめよう、本当に。

私は私の人生を私だけの人生を歩もう、と。

 

今年は、私の思う所の「やるべきこと」をやらない、できない自分を責める事はないようにして生きたいと思います。

スマスマ

スマスマの最終回は見ませんでした。

ところどころチャンネルを合わせたりもしていましたが、なんとなくしんどくて・・・

それでも、今朝、朝のワイドショーで前々から言われていた「世界に一つだけの花」を見た瞬間、本当に予期せず涙があふれ出ました。

まさに「一つの世代が終わった瞬間」なんだ、と自覚しました。

70代の男性のインタビューで「好きとか嫌いではなくているのが当たり前の存在だった」と言うような事を聞いた時、ああ、まさにそれだ、と思いました。

スマスマは放送当初から見ていたと思います。毎週欠かさず見ていた時期もあったし、スマスマのおかげで世代を超えて若い子たちと交流を持てた事も確かです。

20年・・・そう、この20年は私にとっても激動の20年でした。

その自分の時と彼らがリンクしていたんだな、と改めて思いました。

 

始まりがあれば終わりがあり、そして一つの時代が終わった・・・

そんな思いを強くしました。

メリークリスマス

秋に夫の父が亡くなり喪中なので毎年恒例のクリスマスもナシ・・・のつもりでしたが、子どもが大きくなってからはクリスマスと言っても料理を作るだけの事だったので、今年もなんとなくクリスマスっぽい料理だけは作りました。

毎年恒例の鶏もものグリルとオードブルとサラダとコーンスープです。さすがにシャンメリーは買いませんでした。我が家ではアルコールを飲むのは私だけです。息子がいた時は二人でしたが・・・ なので、紫の野菜ジュースがワインぽい色をしていたのでワイングラスで代用しました。

そんなささやかなクリスマス料理です。

今年はまだ娘がいますが、そろそろ嫁に行ってほしいお年頃です。

できれば来年のクリスマスは夫婦のみでありたいです(笑)

はじめまして

今日から新しいブログを始める事にしました。

相性はケロちゃんでよろしくお願いいたします。

 

いつもどこかで何かの役割を背負って来た半生。

そろそろ「自分」だけの人生を見つめる時かな、と思います。

今までの自分だけの「思い込み」から脱却して、新しい視点を発見していけたら、と思っています。

 

頑張りマス!