そんな夫と40年・・・

付き合い始めから数えればもうすでに40年以上の付き合いになる夫

 

たぶん、どれだけぶつかってきたかしれません。と言うか、常に私が一人で怒っている状況でした。

夫はほとんど何も言わず、私の言動を我慢してきたのだと思います。

しかし、ここ最近は本当に言い合いになるケースもよくあります。

夫も年を取って我慢がきかなくなってきたのかもしれませんし、今まで我慢してきたものが積もり積もってなのかもしれません。

今まではいつも私が怒って悪態をついていて一方的に夫をなじっては来ましたが、でも夫にも計り知れないほど我慢してきたものはあるのだと理解はしています。

 

とは言え! それはそれ、これはこれで(笑) 夫の言動に我慢できないのは変わりません。

少なくとも私は一貫して「これは嫌」 「これはやめて」 と言い続けてきたのですから。

夫は私に対する不満を「自分が我慢すれば丸く収まる」と我慢して来たそうですが、そうするつもりなら最後の最後まで貫き通せよ!って思います。

私はその都度、ちゃんと問題を解決したいタイプでいつもいつもいつも、とにかく「結論」を出したいって言い続けてきて、それに夫も同意したはずです。だったら、その同意事項を履行せよ!ってのが私の言い分です。あなたに言いたいことがあれば言って、それを私は自分が納得すれば正すから、(でも納得できなければあくまでもワタシ色の決着を付けさせてもらうよ・笑) 言わなければ、なかったものとするからね、ともう何十年も言い続けてきました。

でも、波風を立てたくなくて逃げて来たのが夫。あれもこれも「どうしよう」「わからない」で放ってきたのが夫。

だから、私は「これからは家の事はあなたがやって!」と

でも、結局、前の家も1年間放置したまま。夫が去年の1月に完全にこちらに引っ越すまで向こうにいて、その間、家にある物を使うとか整理するとか言っていたから任せておいたのに、ただ放置するだけ。今は1週間に一度、仕事帰りに郵便受けをのぞきに行って、たまに草取りをしてそれでオシマイ。確かに家に残っている物の大半は私の物だけれど、でも最後に自分が使っていた部屋もキッチンもお風呂も片付けないまま・・・

 

1年半、黙っていた引っ越しをお正月にやっと母と妹2にも話して、その流れで放置してあったピアノを甥っ子の娘のために譲る話がまとまりました。

私はマンションに持って行きたかったけれど娘に拒否られたもので、確かにあれがあったらさらに狭くなってしんどかったと思うのでとりあえず喜んでもらってくれる相手がいて良かったです。

娘が3歳の時に母が買ってくれたもので6歳から中学2年くらいまでピアノを習っていましたが、それ以降はハッキリ言ってオブジェ状態でした。でも、引っ越すまで毎年キッチリ調律は続けてきました。それを1年放置してしまったので調律は2年間が空いてしまいます。妹2にその辺りはキッチリ言っておいたけど、ケチな甥っ子はちゃんと調律して使ってくれるのかな・・・ いや、そもそもうちの娘がピアノがいらないって言ったのは将来マンションとかだったら音の問題もあるし、町立とかにお金を掛けるのももったいないから、って理由でした。甥っ子は一軒家を建てたけれど、建売の旗さお地の奥の家で住宅が密集しています。果たしてご近所さんはピアノをどう思うのかな? まあ、私が心配する事でもないけれど・・・

実家には妹2のピアノがあります。このピアノは孫娘のために母が買ってあげたものだけど姪はピアノをやらずにフルートをやって結局甥っ子2がピアノを習っていました。なので、そのピアノは将来甥っ子が貰っていくと思うのです。で、実家では甥っ子1の娘二人と甥っ子2の息子が取り合いをして楽しんでいると言う話をしていたので、じゃ、うちのピアノ揚げるよ、と言う話になりました。 

むかし私と妹1が使っていたピアノは母が妹1の嫁入りの時に持たせました。その時私は社宅にいたので仕方なかったけど、でもちょっと悔しかったです。結局 妹1には息子しか生まれなかったので、それこそオブジェだったので。 でも、そのおかげで娘には新しいピアノを買ってもらえたので良しとします。そうでなかったらまた うちの娘はお古で妹2の子には新品って事になってただろうし・・・ 

まあ、何と言うか こう言うものの恨みは根深いです。

 

と、また大幅に話が逸れてしまいましたが

とにかく、今まで家の事にノータッチだった夫に「これから、マンションの事は全てやって!」と放り投げました。

今まで、半年点検、1年目点検、防犯システム点検など在宅を強いられる点検が数回あり、これは私が対処しました。次回の点検の申し込みの案内が正月明けに届いており、今月の25日が締め切りでした。私も確認して、なんども「25日が締めきりだから早めに提出して」と言ったのですが、「仕事が忙しいから土日にやる」と言っているうちに13,14,20,21の土日が過ぎました。21日が終わったところでさすがに切れて「次の土日は締め切りを過ぎてるよ!!」と言ったらやっと「何をやるの?」と。土日しかやる日がないと言うようなことを言っていますが、ダラダラ テレビを見たり、日課?のウォーキングには出かけたり、図書館で借りた本を常に読んでいます(仕事や勉強用ではなくミーハー全開の流行りものだったりする) それで「忙しくてできない」言い訳にはなりません。

今までそう言った細かい仕事は全部私がやってきたからです。

このまま任せていたら埒が明かなくてしびれを切らして結局やるしかなくなります。

と言うか、これまでは言っても無駄と諦めて言わずにやってきたこともあるけれど・・・

あれもこれもそれも、やらずに放置しておいてそれで済んできたのだから、この先もそれで何とかなると思っているのでしょうね

今回も24日に私が申請書を提出しました。

結局そうなるのか・・・ 

 

さて、そろそろ「確定申告」の時期になります。

私は自分の分は毎年やってきて、医療費控除などがあった時の夫の分も全部やってきました。

夫が年金をもらうようになり、毎年確定申告が必要になり、懇切丁寧にやり方を教え、翌年からは自分でやってと突き放したのですが・・・ そう、去年、申請ミスで 修正申告をさせられるはめになり、しかも「延滞金」のおまけつき「これじゃ、脱税扱いじゃない!!」ってキレたところです。「次は絶対に間違えないでやってよね」って言ってあるんですが、まあ、確かに郵便物は私が全て握っているので気が付いていないのかもしれませんが、今の段階でも確定申告のかの字も言ってません。でも、会社から源泉徴収とかもらってきてるからわかっているハズ・・・ なので、ギリギリまで言わないつもりでいますが、でもまたみすみす延滞金を払わされるのもばからしいし、2年連続だとブラックリストにでも載りそうだし(笑)

なんだかんだで私の分の確定申告はトータルするとたぶん20年くらいはやっていて一度も再調査?なんてことはなかったんだけど・・・ 

ホンット、マンションに越してからいろいろな申請書を夫にやらせたら、毎回毎回「不備がありました」で再提出ばかり。ホント、ありえないです。

工学部ですが博士課程を卒業しているので頭は私よりもはるかにいいはず。でも、あまりに世間的な常識は知らないし雑学に関してなら私の方がはるかに物知りです。だから、ついついイラついてしまいます。彼にとって「人間のキャパには限界があるから、必要のないものは忘れていくのが当たり前」と。毎年やっていた家族のイベントの不備を責めた時に言われました。「あなたにとって家族の事は『必要がなくて忘れていいもの』なんだね!」って。

たぶん、何度も書いていますが付き合って初めてのバレンタインに手作りチョコを送った時に「期待外れだった」とヌかした時に匹敵する「許せない言葉」です。

やっぱり、あの40年以上前の出来事が全てを象徴していたのかもしれません。

霊視の先生のお言葉を信じれば残念ながらあとまだ少なくとも20年はお付き合いしなくてはいけないようです・・・ 

 

あ! でも20年って 今までの半分なんだ! そっか…年を取ったんだなぁ

いよいよ、本気で終活を考えなくてはいけないんですね。ちょっと気が引き締まりました

 

残り20年を、こんな風に怒ってばかりで過ごしたくはないなぁ・・・・・・