小学校時代の同級生がくも膜下出血で急逝したと連絡がありました。
田舎の学校なので、とても関係が密で、クラス会も4年に一度、オリンピックの年に開催、と言うことで毎回多くの人が参加していました。
たまたま最近になってライングループを作り、クラス会に限らず飲み会などを頻繁にやろうね、と
そのグループに息子さんから連絡がありました。
最初は同級生の名前で「父が・・・」と書いてあったので、うちの母親と同じくらいの年かな、そういう年だものね、と思っていたのですが、「うそだろ!!」と言う別のメンバーの緊迫したラインに、息子さんから事情を知らせるラインが
慌てて読み返すと、彼本人が亡くなっていたことがわかりました。
途端に何とも言えぬ無常感と言うか、喪失感と言うか・・・・・・
おそらく私たちのクラスでは一番の人気者で中心となる人でした。
あまりに人気者過ぎて、クラスメートながら、ちょっと別世界の人のようなイメージがありましたが、もう20年くらい前のクラス会の時「なんか、この前のクラス会の時、あなたにときめいた」と言われました。
「どうした、何事?」と目を真ん丸にした私。当時から超おデブで、今も変わらぬ巨漢でいる私に何のリップサービス? と
あの時のいたずらっ子のように笑った彼の笑顔を思い出します。
お通夜に参列した同級生から送られた葬儀の遺影はまさに彼そのものの素敵な写真でした。
それを見て号泣してしまいました。
当時36名だった私たちのクラスで亡くなったのは2人目です。数名、行方知れずの人はいますがクラス会にはいつも20名以上が集まります。多いときは30名が集まりました。
丁度、私たちの親と同世代の担任の先生は数年前に癌の手術をしたようで「4年に1度では少ない、毎年やってほしい」と言っていました。
でも、現実的には難しくて「4年に1度が妥当だね」と言っていたけれど・・・
もう、そんなことも言えない年になってきたのでしょうか
おりしも新型肺炎のおかげで、明日をも知れない身の上、と言うのが現実味を帯びてきました。
「命」とは何なのか・・・
「生きている」とは「生きる」とは・・・