冷血漢?

昨日、夫がいつもより1時間ほど早く帰宅しました。

ここのところラインの調子が悪く、連絡がいつもオンタイムでは届きません。

「早かったね」と言うと「体調が悪くて・・・」と

なんでも階段を登ったら動悸息切れが長く続いたそうで産業医に相談するとかかりつけで相談するように、と紹介状を出されたとのこと。

夫が言う「かかりつけ」は私が掛かっていた胃腸科メインの内科です。でも私はこの夏についにここから別のお医者さんに鞍替えしたところですが(笑)

私は前々からそのお医者さんを疑問視していましたが、去年の肺炎騒動、めまい騒動の時に夫がそのお医者さんについて行ってくれて、「それほど悪い先生ではない気がする」とは言っていました。普段、歯医者以外は殆ど医者にかからない夫は「かかりつけ」と言われてそのお医者さんしか思いつかなかったようです。

昨日はそこのお医者さんがお休みなので今日の朝、半日年休をとって行ってきたようです。

結果として「狭心症の疑い」と言われて 24時間ペースメーカー?のようなものをつけて検査することになりました。

私が去年、肺炎をやった時に「パルスオキシメーター」を買いました。その後、コロナの影響でこの酸素供給量の重要性が言われるようになり、我が家でもしょっちゅう、活用していました。その当時から夫の数が 96近辺で、私が肺炎だった時に94だったか92だったかで先生に大騒ぎされた覚えがあるので、かなり気にしていました。

「97以上が正常」で、マスクなどをすると96くらいになることはありますが、私の数値は大抵は98~99でした。なので、何もしない状態で96の夫はちょっとマズイのでは?と思っていました。

でも、特に何もなかったので放置していたのですが、昨日産業医の先生が測ってくれた時も「96」で、「あまり良くない」と言われたそうです。

朝8時半に出て11時過ぎまで帰ってこないので心配をしていたら「狭心症の可能性」と言われ、血液検査とそのペースメーカーみたいな機械の結果は明日だそうです。

しかし・・・明日はお嫁さんをがんセンターに送り迎えする最終日です。

いつもは抗がん剤の点滴をする時間が2時間なので、点滴を始める時に連絡をもらって終わる頃に迎えに行くのがだいたい12時~12時半頃でした。(家を出る時間)

しかし、明日は診察とお薬だそうで、正直、この「診察」が何時になるか読めません。

診察開始時間が9時なので、それ以前に行くのは間違いないのですが、下手すれば2時間、3時間待ちになるかも、と 逆に早めに終わるかもしれません。

なので、朝8時に我が家を出てお嫁さんを拾って、その後はがんセンターの駐車場で待機かな? とか思っていました。

でも夫は10時頃にその機械の回収に来てくれ、と言われた、と。

思わず「う~ん・・・」と唸ってしまいました。夫は「自転車で行くからいい」といいましたが自転車では20分くらいかかります・・・ 狭心症?の疑いが掛かっている人を20分自転車で行かせるのも・・・ だったらタクシーでも使ってくれれば、とも思うのですが

そもそもお嫁さんだってタクシーでもいけないことはない、と言うか 朝だけだったらお嫁さんのお母さんが送れないこともないです。(お嫁さんのお母さんはお店を経営しています。水~金 11時にそのお店に着けばOK がんセンターを経由しても10時半には着けるはず) 私が好意で「お仕事がある日に慌ただしいでしょうから」と「私はいつでも空いているので」という事で引き受けています。

普通だったら夫を優先するべきだろうな、と思う反面、でも先に頼まれている方が優先か? とか

 

私が夫やお嫁さんの病気をそれほど大きく捉えていないせいかもしれません。

というのも、前にも書きましたが霊能力のある先生に「家族を含めて私には命に関わるような大きな病気も怪我もない」と言われているせいです。

そう言われたのはもう随分前で、1月に肺炎の後にも同じことを言われて、そしてコロナの後にも言われました。それなのに、夏の間の体調不良の時にはもうこの世の終わり家のようにヒヨっていました。

すっかり元気になった今では、やはり先生のおっしゃることが正しかった、と思っています。

なので、それらを経て、踏まえた上での「軽視」なのですが「狭心症かも」と言われて不安になっているであろう夫に対して随分冷めた態度をとってしまったのでは? と思っています。

 

お嫁さんにも「霊能力のある先生に、ちゃんと治療をしていれば大丈夫と言われているから私はあまり心配していない」と励ますつもりで言ってしまいましたが、これもまずかったかな、と思ったりもします。娘の結婚も出産も「再来年以降のメがあるから大丈夫」と楽観視していますし、娘にも言ってあります。

あまり心配顔をしたり深刻にならないほうが相手も気楽なのでは、と思ってのことですが実際問題としてどうなのかな・・・

私が家族を含めて命に関わるような、人生が崩れてしまうような兆候はないと言われている、ということは夫には何度も言ってあるのですが、夫は「自分にとってどうでもいいことは忘れる」そうなので、記憶していないかもしれません。

そうすると、今日の私の態度はやっぱりただの冷血漢にしか思えないかもしれません。

私はこの先、夫との生活が30年以上続くものと思って日々暮らしています。