なんだかなぁ・・・

息子とは決別する、なんてこの日記で宣言していたくせに、お嫁さんの癌が発覚してなんだかんだで協力しています。

でも、やっぱり、もうこの夫婦にはあまり関わりたくないと実感しています。

 

とにかく、感覚が違い過ぎている。

ゼネレーションギャップと言うやつなんだろうなって思います。

娘のやることに関してもやっぱり納得理解できないことは多々あるけれど、それ以上に息子夫婦のイマドキの考え方にはついていけません。

もちろん、私自身が前近代的なお義理に縛られてきたのが辛かったから儀礼廃止でいいよと言うスタンスを打ち出しはしたけれど、それでも、親のやってきたことを見ればくみ取ってくれてもいいこともあるだろう、なんて思っていました。

でも、そうではないんですよね。

 

例えば私は結婚してからかれこれ35年、夫、自分の両親に母の日父の日、お年玉、これは一度も欠かしたことがありません。私は結婚した時22歳でした。その年代で「お付き合い」と言うか「義理」を理解していました。

でも、息子は結婚した時に30歳、お嫁さんも同い年。

で、結婚してからお嫁さんが我が家によることは年に1度あるかないかでも文句も言いませんでした。こちらが提案することを無下に却下されても「ああ、そう」って聞き流すようにしていました。

それでも、私は息子が幸せなら子供のために何かをする労力も時間もお金も惜しいと思ったことはありません。それは子供たちが生まれてからただの一度も変わることなく一貫した態度であったと思っています。

それに恩義を感じろと言うつもりはありません。所詮は親の自己満足なのですから。

でも・・・ それでも、こんなに尽くしているのにってむなしくなる感覚があります。

お嫁さんのお医者さんへの送り迎え、お嫁さんのお母さんのお店のお手伝い もちろん、当事者からはお礼を言っていただいていますし、お母さんからはいつも手土産やらいろいろいただいて恐縮をしているくらいです。

でも、息子からは何の一言もありません。

一言「いつも嫁さんのために便宜をはかってくれてありがとう」って言葉があってもいいのでは?って思います。

嫁さんが言っているんだからいいでしょ? なんで、俺が?

 

そう思うのかな?

彼自身は感謝していないの? 私だったら自分の家族のために誰かが便宜を図ってくれたら私からもお礼はするけどな

実際、去年、娘が農業研修に行っていたお宅にはお礼のお菓子を送ってるし・・・

最近息子は我が家に帰る時も一度も手土産を持ってきません。もちろん、気を使わなくていいよ、とは言ったけれど、それでもちょっとしたものでも持っていくのがワタシなら普通だと思います。たとえコンビニの駄菓子であったとしても、ちょっとした気遣いがうれしいのに そういうものは一切ありません。

儀礼的な付き合いはめんどくさいと思うけれど、あまりに何もないのも・・・

少なくとも私は彼のお嫁さんのために時間も労力も使っています。

それに対する労いも感謝もない息子の態度に失望しました。

 

これが私の子育ての結果なんですね