新しい年

いつもだったら、年が明けたら一番に新年の抱負をあげるのですが

なんだか最近少し気持ちが落ちているようです。

 

年末年始はやはりバタバタしていました。

今年は例年以上にお掃除を頑張った気がします。

誕生日に娘が私が「イヤシロチ」を作りたいと言っていたのでお清めの砂と太陽のタペストリーをくれました。なので、ある意味、私の思うイヤシロチは完成しました。

そのために寝室や納戸、夫の部屋も片付けが進みました。

年末に息子が東北からお隣の県に戻って、我が家で預かっていた荷物も引き取っていったので和室も少しスッキリしました。

コロナのせいで実家には元旦に顔を出しただけで夫の実家も夫が年末に息子のお土産を持っていって終わりです。

正月には来ないと言っていた息子が2日にチラッと顔を出しましたが、いらない荷物をおいていっただけですぐに帰りました。元旦はお嫁さんの家族と近くの島へ行くと行っていて3日はやはりお嫁さんのご両親と今住んでいる近くのゴルフ場へ行くと言っていました。なんだかんだで我が家にいたのは2日間合わせても1時間もありませんでした。しかも、あれだけお嫁さんのお世話をしたのに、お嫁さんは顔すら出さず・・・

正直、なんだかなーって思いました。

確かに送り迎えすれば毎回お礼を言われてたし、元旦にラインを送ったら「大好きー!」って『スタンプ』が返ってきてましたけど・・・

正月くらい顔を出してもいいんじゃない?って思った私は意地の悪い姑でしょうか?

2日に息子が顔を出した時、たかが10分足らずの用事のためにわざわざ2時間もかけて隣の県から来るとは思えず、つまりはお嫁さんを連れてお嫁さんの実家にいる、もしくはずっとお嫁さんの実家にお泊りしているんだろうな、と思っています。

たしかに今までも似たようなものでしたが、いつもは私の実家に元旦に行くこともあって大晦日~元旦くらいは我が家に息子だけですが泊まっていました。

なので、そのための準備に今は夫が使っている息子の部屋を大掃除したりお布団を干したり大わらわでした。

今回も泊まらないだろうな、とは思いつつ頑張って準備だけはしたのに・・・

息子からは半年近くのお嫁さんの病院への送り迎えに関して特に礼を言われることもありませんでした。

私がそれを担当するようになってから息子と顔を合わせる機会は初めてです。私は一度も面と向かって礼を言われてません・・・

もしもこれが夫がやることに対して息子が何も言わなかったとしたら私は息子に一言注意くらいします。でも、自分のことなので言いませんでした。そしてそういうことに全く気づかない夫は当然、息子に言うこともなく・・・ 正直、もやもやしています。

実は今年 はじめて娘からお年玉をもらいました。何ていうか、本当に驚いて涙が出ました。うれしかったです。

考えてみれば娘がこの時期、仕事をしているのは珍しいのかもしれません。コロナのせいで逆に今の仕事を3月までは続ける気にはなっているようです。本来は去年の2月で期限が切れるのでその段階で辞めているつもりでした。でも、多くの派遣の中で延長を要請されたごく少ない人員なので派遣会社が、なんとか続けるように説得し(?)2月から3ヶ月毎に更新続けてきました。娘は更新ごとに続ける気がないというようなことを言っていたのですが、やりたいことがコロナの影響でできなくなって、歯科タンク更新し続けているような状況です。でも、おかげで収入が安定しているのは確かで、娘が「今年はお金があるから」と夫と私に2万円ずつくれました。毎年、おばあちゃんにだけはお年玉をあげるように言ってあるので渡してはいましたが、私達にまでくれるとは思ってもいませんでした。

本当にうれしかったです。

 

でも、おかげで息子の薄情さと言うか非常識さに余計、虚しさが募りました。

お嫁さんの次の病院は3月まではないようですし、今までのように毎週ではありません。なので、次回は私に頼むことはないのかもしれません。

でも、意地悪く、今度頼まれても都合が悪かったら断ろう、とか思ってしまいました。

(今までは都合が悪くても無理して融通を利かせていた)

確かにお嫁さんからのラインでは「都合が悪かったら断っていただいても全然構わないのですが・・・」と前置きしてからの『お願い』なんですが

いい顔シイの私は「全然大丈夫」と引き受けてしまいます。その内容に娘はいつも呆れています。

私はいつも、誰かに頼まれたことをすることで自分の承認要求を満たしているので、ある意味、平気で物事を頼んでくるお嫁さんのほうが、私が提案しても必要ないという娘の態度よりも、何かを成し遂げた達成感はありました。だからお嫁さんのために頑張っていたことは楽しかったのは間違いありません。

でも、もう一段上の「感謝を態度にする」と言うご褒美が欲しくなってしまっているのは私のエゴですね。

それはお嫁さんからではなく息子から欲しかったのです。

この一連の私の行動は正直言って、お嫁さんのためにお手伝いをしているのではなく、単純に息子のためだったのだから・・・

ぶっちゃけて言えば私にとって大切なのは自分の子供だけです。

だからお嫁さんが正月に顔を出さなくても、結局は「いつものこと」なのでそれほど失望はありません。でも、息子が私達家族と一緒にいる時間をとってもくれないこと、私に対してねぎらいの言葉をくれないことが残念でたまらないのです。

このブログを解説した当初から息子とは決別、と その意志の表れとして書き始めたはずだったのに、今も私は執着しています。

それはおそらく息子にだけではなく、私の思う「家族」への執着として・・・

 

息子のお嫁さんの治療が終わったら、もう今の家にいる必要がなくなるから、私はしばらく実家に戻りたいと思っていました。

それは正直言えば夫や娘に対する報復です。どんなに私が「自分を犠牲にして」(そう感じている)家族のために家事を頑張っていても、私は彼らから手抜き主婦にしか見えていないように感じていました。だから・・・ もう私から家族を切り離して私を自由にして!って

でも娘から誕生日プレゼントをもらい、ましてやお年玉までもらってしまったら、うしろめたくてこの家から逃げ出すことはできなくなりました。

結局、私は無収入のただの主婦なので、家事くらいやるのが当然だ、と・・・

 

去年、実家で1ヶ月ほど暮らしていた時、正直PCもなかったので、やることもなく暇で仕方なかったのですが、あのときは一応、お仕事があったので時間が潰せました。今回は仕事もない状態で実家に戻るのもな・・・とは思っていたけれど

妹の旦那さんが定年退職して、もしかしたら実家に来るかもしれない4月までの2~3ヶ月を実家にいたかったな、とも思います。

でも、このコロナの状況ではたとえ同じ県内とは言え、市は違うし23キロぐらいはあるので、誰かの説の「17Km 以上は県内でも移動しない」と言うコロナ対策に反することになります。

結局、なし崩し的に現状維持になるのでしょう・・・

 

新しい年は正直言って 諦めの幕開けです