コロナワクチン接種から1年

コロナワクチンのおかげで体調不良! と大騒ぎしてかれこれ1年になります。

大学病院の総合内科から勧められて近くのクリニックの整形外科でMRIの検査をしたところ、首はストレートネックで少し狭くなっているところがあるが、まあ、年相応、と言うようなことを言われました。とりあえず整形ではそれ以上のことはわからないので、そこにある脳神経内科を勧められて受診してきました。

この先生の所見も、やはり「老化」って事になりそうです。

ただ、この先生がとても丁寧に説明をしてくれた上に、割とあっさりと?結論を出してくれました。

コロナワクチンのせいとは言い難い、と言うのが大前提の結論です。 コロナワクチンはあくまでもきっかけで、それが揺さぶりをかけたせいで、それまで気づかないうちに進行していた老化現象が表面化したと言うような感じです。大学病院の総合内科の先生がひたすら「ストレス」を強調していたのと同じような話なのですが、結局、コロナワクチンのせいだと思い込むことで今までだったら気にならない程度のものが強く感じられる、と言う事でした。

コロナワクチンを打つまで、そういった症状が一切なかったのは間違いないです。ただ、それはそう「感じていなかっただけ」とも言える、と。私の訴える症状は眼科の先生も「加齢によって起こりうること」と位置付けていました。そして、私も最近、テレビのコマーシャルを見ていたら「辛い手足のしびれに!」とか 「手足がびりびりしびれる方へ!」とかがよくあることに気が付いたのです。つまり、CMでやるほど、その症状に困っている人がたくさんいるって事なんだな、と。

そうやって思い起こせば目に関しても「ブルーベリーエキス」だの「ルテイン」がどうの、とかってコマーシャルもずいぶん前からよく目にしていました。そっか、これって単なる老化なのか・・・と。

そう思って納得したせいか診察室に入ったばかりの頃には結構強く感じていた手の痺れが心持ち弱くなったように感じました。思い起こせばかれこれ15年以上前にも地元の大学病院の神経内科に通っていた時に、先生に「あなたはストレス製造機です」って言われた覚えがあります。あの時は手足が異常に冷たくなってかかりつけのお医者さんに「即、大学病院へ行け!」と言われて出向いたのでした。半年くらい通ったのですが、先生が話好きな人で予約で行っても1時間以上待たされることはザラだったし、結局何がどうなったかよくなったかもわからず、何となく行かなくなってしまって、それでかえって良くなった気がしていました。よ~く考えると今の状況は「コロナワクチン接種」と言う状況がなければその時と同じと言ってもいいのかもしれません。今回、私はそもそもコロナの流行によって家の中に籠り切るほどストレスを感じていました。そこにプラスしてマンション購入・引っ越し、夫の定年退職、私の就職などが重なって極度のストレス状態になっていたのだと思います。そう、今の状況が耐えられないと大騒ぎしたのがちょうどそれらが重なった夏です。それまではコロナワクチンのせいで目が、耳が・・・と騒いでいましたがそこまで切羽詰まってはいませんでした。究極と言うか一言で片づけるなら、今の私の症状は「ストレスのせい」で終わりです。そう、霊視の先生にも「あなたの人生が変わるほどの病気は見当たらない」と言われていたのに、結局その言葉も信じきれないくらいにストレスにどっぷりつかっていたって事です。

で、今回、実に30分以上、神経内科の先生が話を聞いてくれたおかげで色々なことが腑に落ちた感じです。で、その先生が言いました。「あなたはこの先、コロナワクチンを受けるとそれがストレスになると思うので、キッパリ『もうコロナワクチンは受けない』と決めるといいです。あなたはもしコロナになっても死ぬようなリスクを持っているわけではないから大丈夫」と。

あと、お薬(西洋薬)を勧められましたが、私が薬嫌いでとりあえず、漢方だけは飲んでいる、と言ったらその先生は漢方否定派?みたいで、漢方はそもそも正体不明で西洋薬の方が出自がはっきりしているので、自分なら進めない、と言う事を言いました。で、私も漢方と西洋薬の違いは食品添加物の 天然添加物と人工添加物の違いのようなものだと思っているので(このあたりは昔、ものすごく調べた) ぶっちゃけて言ってしまえば「どちらも摂らずに済むならとりたくない」と言ってしまいました。そしたら「あとはオマジナイしかないね、つまり『精神科』って言うね」と言われました。カウンセリングをお勧めする、と言う話です。そうだよな~とこれもまた納得しました。あとは「大変失礼ですが、もう一つ考えてほしいのは・・・」と「できれば、体重を落として体力をつける事」と

「今シッカリと体力をつけて体を整えておかないと10年先、20年先のリスクに繋がるから、しっかりと体力づくりをしておくように、そのためには体重を落とした方がいいです」と・・・ そうです、そもそもこの肥満が良くないのです。と言うかかつてはスイミングを楽しんでいたけれど、それをしなくなってすでに3年・・・ (コロナのせいでスイミングを辞めてしまったので)

本気でダイエットと体力づくりに励まなくてはいけないと強く思いました。

1年間にわたってグルグルし続けた体調不良からの脱出にやっと出口の明かりが見え始めた、そんな気分でいます。

 

言ってしまえば「それだけのこと」 「普通の人なら当たり前にしている事」なのに、当事者になってしまうと何も見えずにこんなに回り道をしてしまうものなんですね。

そして、おそらく、どこかの段階で誰かから同じようなアドバイスがあったとしても自分の中でそれらを受け入れる準備ができていなければ、同じ言葉も響かないのだと思います。

 

節分を過ぎて暦の上で「新しい年」が始まりました。

今度こそ私も新たな日々を楽しく歩みたいです。