困った・・・

学年末試験が迫り、卒業式やらいろいろな行事があるため、早々に授業の日程が終わりました。月曜日の授業はどうしても時間が足りなくて4時間ほど他の先生の授業を分けてもらって何とか乗り切りました。最後のクラスも時間が足りなくなったため、テスト明けにギリギリ残っていた時間に実習を入れることにしました。このクラス以外はすでに採点して返却も終わっています。なので、この実習の点数まで評価に入れなくてはいけないのですが、このクラスの授業がある日が成績伝票の期限その日なのです。6クラス分のテストはそれまでに採点を終えて返すつもりはありますが、大抵どこの学校でも学年末試験を返す時間はありません。たいていは担任に渡して返してもらうか、お昼休みなどに返すと言う事になりますが、全ての強化がそういう感じなのでバタバタします。どこかの学校では試験後にテスト返し日程を組んで1時間に前半後半で返す、と言うところもありました。でも、私の担当するクラスはいつも少ない時で4クラス、多いと6,7クラスになり、決められた日程をこなしのも大変です。

今回も6クラス分を返さなくてはいけません。昔はテストの採点は家に持ち帰ってやっていましたが、今の学校では学校外への持ち出しは特に言われてはいませんが、私は全て学校でやるようにし、他の平常点等の採点も入力も全て学校でやるようにしています。でも、いつも一人なんですよね・・・ 私は準備室を一人で使っていますが、PCが講師室にしかないので、データ入力のためにたまにそこへ行くと他の先生方はたいていもうお帰りになってしまっています。

みんな持ち帰ってるの? と思っていたのですが・・・ そもそも、私は2単位の授業なので12時間担当すると6クラスです。でも、他の先生方は3単位とか4単位でした。そうすると同じ12時間を持っていても3単位なら4クラス、4単位なら3クラスで済みます。そして、私の場合、1学期に1回の試験だと範囲が広くなるのでついつい問題数が多くなるけど他の科目はもっと少ないです。そりゃ、テストの採点も早いはず。さらに私の場合、実習科目なので採点しなくてはいけないものが多く、その点数を加えたり、そもそもその割合をどうしたら、と言う事で悩む必要もありません。

ああ、どうしたものか・・・  って、また悩んでいる私(笑)

今回はすでにテストを作り終わって模範解答も用意したし印刷も終わって、とりあえず、今までの提出物の点数も入力が終わっているので、テスト当日まで5日間もお休みがあるんです。それなのに! 困った困った、どうしよう・・・って(笑)

 

これが私のワクチン騒動と同じ根っこなんでしょうね。あらためて「ストレス製造機」をしっかりと認識しました。

 

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下書きに入れたまま忘れていた記事です

試験は終わり、採点も6クラス分全て終わりました。2学期よりは良かったけれど思ったほどではありませんでした。平均点は良いクラスで55点、悪いクラスでは47点くらいです。この学校ではまあまあってとこでしょう。

学年末は1、2学期の10段階と違って5段階評価です。

私が一番最初に非常勤を始めた時に、平均が3.2~3.6くらいになるようにつけてください、と言われ、それをずっと基準にしてきました。

そこの学校は進学校だったので、だいたい3.6くらいにしていたのですが、3年生を教えていたある時、担任の先生から「〇〇さんの評価が3なのですが、推薦を受けさせたいので4くらいになりませんか?」という打診を受けました。私は大学を出たばかりの非常勤のぺーぺーだったので断ることもできず、実際に3と4のボーダーくらいの成績でもあったので「わかりました」とあっさり受け入れました。後にも先にもその時、1回きりですが、もしどう考えても「3」でしかない生徒だったらどうしてただろうな、と今でも思います。

実はうちの下の妹が高校入学当初、不登校?気味で欠課時数がかなり多く、3年になって短大の推薦の時に親が心配して担任に相談したら「教師も人間ですので書き間違えることもあるので大丈夫です」って暗黙で改竄をほのめかしてくれたそうです。うちの母は正義感の強い人だったので、かなり衝撃だったようですが、でも何だかんだで「自分の利益」になるのですから黙ったそうです。

私もどちらかと言えば正義感は強い方なので、操作はその時だけで、以降は情の部分は切り捨てシビアに点数を付けてきました。

そう言えば二人体制で受け持っていた科目でもう一人の先生が「授業態度に問題のある子はいないか」と聞いてきたので、やや問題のある生徒の名前を上げました。テストの結果からすると「5」でした。「授業態度が悪いからって事で4にすればいいのよ」と言われましたが、でもそれって客観的ではないですよね? その生徒はテストの結果と提出物から判断すると圧倒的に5なんです。「不本意ではあるけれど、4にするほどの決定打がないので」とその時は5を付けた覚えがあります。でも、これで学んで? 座席表をコピーして授業中に問題のある生徒にチェックをするようになりました。生徒にはバレバレだったようで、当時の私のあだ名は「チェック」だったそうです。(卒業するときに生徒に教えてもらった) で、これも結構大変なので(生徒の名前が一致していないので生徒が座席移動していると間違う可能性がある) 結果として毎回ノートを提出させて毎回点数化していました。しかし、これがまた成績処理の頃になるとめっちゃ大変でした。ノートを集める理由はそうしないと授業の時に「忘れる」生徒が多いせいもありました。しかし、当然、ノートを忘れるような生徒はそもそもノートを取らない・・・ ノートを取らずに何をしているかと言えばおしゃべり居眠り・・・ま、これで「平常点」をきっちり数字化できるので私もこれくらいの労力は・・・ 今は娘に作ってもらった計算式のおかげで数字だけ入れればすぐに点数化ができるようになり助かっていますが、今までは全て手計算だったので、成績処理の頃はホント、採点も併せて徹夜覚悟でした。

実はうちの学校は成績処理に関してはかなり大雑把で、5段階評価だけを入れればOKなんです。事細かに数値化しないでザラっと感覚でつけてもなんとかなりそうです。

しかし、ここで悩むのが「平均点」

以前の主任の先生に「どれくらいにしましょう?」と聞いても「先生の好きなようで」と。

なので進学校で3.6だったので3.4くらいを目安にしています。工業の時は3.2~3.4でした。(他の科目の先生に「うちの奴らに3.5はつけ過ぎ」と言われたので) 一方で失敗だったのは県下トップの学校で3.6~3.8を目安にしたこと。それくらいだと思い込んでいたので。でも、ある時生徒がやってきて「テストの点数が平均点あるのにどうして3なのですか?」と

「え? 平均なら3でしょう?」って言ったら「他の科目は平均点あれば4が普通です」って・・・

エーーーー、聞いてないよぉ って思いました。前にも書いた気がしますが、ここの学校は中学の内申点が 42だったら受けさえてもらえるかどうかのボーダーなんだそうです。なので、5か4しかとったことのない生徒ばかりが来ます。いつもトップだったのです。実際、私の中学時代はうちの中学のレベルが低かったせいかもしれませんが、1学年400人以上いて、この高校へ行ったのは3人だけでした(例年は1~2人なので優秀な年だった) 

とは言っても、高校になれば当然真ん中にも下にもなることもあるでしょう。最初の進学校もやはりそこそこ中学でトップレベルの子が来る学校でしたが平均3.6で文句を言ってくる生徒はいませんでした。ある意味、生徒の自主性に任せる校風?で自分で質問や交渉に来るところがさすがに県下トップの学校だとは思いましたが。いずれにしても、もし開示を求められればすぐに出せるデータを持っているので動じることもありませんでした。

なので、以降、とにかくなんでもかんでも点数をつけて記録しています。でも、それ以降は一度もそう言う事はありませんでした。それでも、やっぱり何かあった時のために細々と点数をつけているので、評価の点数つけるだけ、と言ってもそれなりに大変です。

今回は8名も休んでいるので、成績不良の生徒と合わせて追試もする予定です。追試問題を作らなくてはいけません。前回、同じ問題をそのまま出してしまったのはやっぱりまずかったと反省したので、今回は全く違う問題にする予定です。

 

5段階評価で悩んでいる理由は10段階で 私は6.6~7.0でつけたのですが、1学期の別の先生は7.0~8.0でつけてました。テストの平均点がかなり悪かったのもあるので生徒は2学期の評価が下がっていることもある程度は納得してくれているとは思いますが学年評価になるとこの感じでは前の先生はつけていたのは 3.6~4.0くらいなのかな? ちょっとワタシ的には容認できない高さです。

やはり、最初にどれくらいなのかの指針を示してほしいです。