決別したはずなのに・・・

以前の日記で息子の事を忘れるつもりでいたのに、結局、情を切り捨てることなどできません。

昨年末に息子のお嫁さんに癌が発覚したと連絡があり、できることがあるなら何でもする、と。

本当に心から彼らの助けになりたいと思ったのです。

結果としてお嫁さんから、状況の説明やこちらの申し出に感謝のラインがありました。

手術の前にお見舞いに行きたい旨を伝えると、うれしい、という言葉もありました。

しかし、昨日、息子はお嫁さんを実家に送り届けるついでに我が家にも寄りましたが、私の質問や言葉には つっけんどんに返事をする、と言うか返事すらまともにしません。

いったい、いつからどうして私に対してのみ、これほど冷たい仕打ちなのか・・・

それは、もう、私が胃潰瘍を患う原因となった4年前にさかのぼると思います。

あれ以来、息子の私に対する態度は本当に悪意しか感じません。

 

息子は帰省しても、我が家には寝るために帰るだけで、夜遅く来て、朝ご飯を食べる時もあるけれど、翌朝、お嫁さんの家に飛んで行って一緒にモーニングへ行くようです。

その予定すら、お嫁さんやその家族の都合で振り回されているのに・・・

それでも 息子がいいなら、それでいいです。

そうやって全て諦めて来たのに・・・

今日も朝ご飯だけを食べて、とっととお嫁さんのところへ行ってしまいました。私は今日は留守にする予定があり、8時ごろに戻りました。

家族がお風呂に入った後、息子が帰る時間まで起きて待っていました。

(昨日も待っていた。でも、お風呂には入らずに寝る、ととっとと2階へ上がっていきました)

先ほど、ラインに気づきました。

「妻の家に泊まるから鍵をかけてもらっていいです」と。

お嫁さんからすれば、どうせ寝るためだけに帰るんだから、それだったら自分の実家に泊まっていけばいい、と言う感覚でしょう。そして、それは息子も同じ。

おそらく、私が待っていることなど わかりもしない・・・

本当はもっと息子と話したかったのです。

ただ、息子があまりにぶっきらぼうなので、言いたいことも言えず、聞きたいことも聞けずにいるけれど、私はただ普通に息子と話したかった・・・・・・

決別する、と言ってたはずなのに、やっぱり息子が可愛いです。

ただ、高校時代、息子から、私が息子の事をないがしろにしている、と言うようなことを言われたことがあるのですが、おそらく、息子はずっとそういう思いでいるんだろうな、と実感しています。

 

今まではどんなに遅くなっても、一応、我が家に泊まっていました。

でも、今日はお嫁さんのところに泊まるんだ・・・・・・

この悲しいさみしい思いを口にしないで、ただ「了解」のスタンプだけを送りました。

そうしてやっぱり私の思いは永遠に届くことなどないのでしょう。

 

悲しくて、悲しくて眠るのが嫌です。

夫とはずっと喧嘩していて、同じベッドに行きたくないせいもあります。

 

悲しくて悲しくて悲しくて・・・・・・・

 

今日、交流分析の講義を受けました。

私が苦手としていることは自分の感情を素直に表すことだ、と

 

 

私はいつも怒りだけを表に出していました。

でも、本当に私の中にあるのは「悲しみ」だったんだ、と思います。