怖い先生復活(笑)

変形性膝関節症と五十肩とヘバーデン結節の痛みに耐えかねて整形外科に通うようになって3ヶ月が過ぎました。

ヒアルロン酸注射が効いたのか膝の痛みはかなり楽になりました。ヘバーデン結節も腫れはあるものの痛みはまあまあ楽になり、とりあえず変形も抑えられています。

五十肩はリハビリを毎週続けているのですが、最初は上腕の痛みだと思っていたのが、最近は肩の痛みもひどくなり、リハビリの効果ってあるの?とちょっとへこたれて先生に愚痴ったらメッチャMRIを勧められ、押しの強さに負けてMRIを受けました。結果は、大雑把に言えば「加齢による「肩関節周囲炎」 とりあえず、危機的な状況ではないので地道にリハビリに通ってください、みたいな感じでした。私は普段の生活で気をつけることとか、たとえば運動とか筋トレとかしたほうがいいのか、みたいなことを聞いたのですが、なんかあまりピンとくる返事がもらえませんでした。先生の説明にMRIを勧めた時ほどの熱量を感じられないと言うか・・・ まあ、実際この近辺の整形外科でMRIがあるのはここだけだと思うので、今後もし何かあった時にかかりつけにしておきたい気持ちもあるのですが、イマイチ先生が頼りない・・・ 他の曜日の年取った先生のように不遜で不愉快な感じではないけれど、イマイチ頼りきれません。

リハビリの先生も、正直言うと「好みのタイプではない」(笑) でも、それはそれ、これはこれ・・・少しでも良くなるのなら、と思って通っているのですがここ最近、足の裏がしびれていることに一昨日気づきました。最初は腕だけが痛かったのに、今は肩の方にまで痛みが広がり、さらに朝起きた途端に痛む、と言うか痛みで目が覚める・・・ これはかつての本格的な五十肩と同じ状態です。前の時も半年近くそれこそ2~3日に一度くらいの割合でリハビリに通っていたのに、少しも改善しませんでした。ネットで調べると五十肩は治療をしてもしなくても半年から1年位で症状が収まることもある、と。 だったらリハビリなんて無駄じゃない? でも、できればここの整形外科とはつながっていたいし・・・ でも、もうすでに3万円近く治療費がかかっているのもちょっと気になってきました。

かつては整体とかカイロとか鍼灸とか、色々かかっていたこともあり、保険がきかないと普通は1回で5000~6000円かかってました。なので、決して金額としてはかかりすぎているわけでもないとは思うのですが、今のコロナの御時世にメッチャ混雑している整形外科に通うのもしんどいです。ホンっと、びっくりするくらい繁盛しています(笑) リハビリは予約なのですが20分前には来るように言われているし、診察があるとメッチャ待ちます。 そして、ちっとも代わり映えのしない状況に焦っている状態です。

家ではストレッチをしたり、お灸をしたりツボ押しをしたり、低周波マッサージを掛けたりしています。毎日きっちりやっています。でも変わらない・・・

 

以前、五十肩を2回出直してくれた怖い先生の所に今年のはじめくらいは通っていました。しかし、1月の半ばから2月の頭まで休み、と言わて、その後、行きそびれて、気がつけば膝の痛みに耐えかねて整形へ・・・ と言う流れだったので

あまりに間が空きすぎてちょっと今更行くのが・・・と。さらに五十肩が本格的な五十肩になり始めたら、あの「恐怖」を思い出しました。

初めてこの先生の元へ行って五十肩を治してもらった時・・・ 瞬間的に意識を失うほどの痛みだったのです。

60年近く生きている私の人生の中で、一番痛かったのは18歳の時、盲腸の手術をするための「脊髄麻酔」 その次が、その先生の五十肩の施術でした。 あの痛みを知っているから、どうしても怖くて行けなかった、と言うのが真相です。私は割と痛みには強いタイプですが、本当にこの2つだけは今後も順位が変わらないだろうと思うくらいの痛みでした。もちろんもっと長い間、痛いという経験もたくさんあります。でも、不意打ちを食らった瞬間的な痛みほど強烈な印象で残らないと思います。

さて、そんな恐怖にも逆らえないくらい、五十肩の痛みに弱ってきていたので、ついに4ヶ月ぶりに怖い先生の元へ

あいかわらず、混雑していました。10時ちょっと過ぎに行ったら(9時半から診療開始) 前に女性2人と男性一人がいました。私がやってもらい始めて電気が終わるまでの間に女性2人とお兄ちゃん2人が来ました。午前中だけで10人程度は来るみたいです。

今まで畳に布団だったのがベッドになっていて少し驚きましたが、実は先生自身が股関節の手術を受けていてしばらくお休みだったらしいのです。4月くらいからやっているというようなことを言っていました。

この先生は40年以上前の交通事故が原因で体が不自由なのです。それでも「異常の正常」をモットーに生活してこられたそうです。いつも「自分は1日、500メートルも歩かない。体の調子が悪いと言いながら運動しなくちゃ、と無理をしてウォーキングをする人は間違っている」と言っていました。先生にとって体が不自由な状態が「普通」の状態で、他の人から見れば異常な状態であってもいかに正常に暮らすかを考えなくてはいけない、と言うことなのです。

だから無理をするな、普段の生活を丁寧にしろ、と常々言われています。私も膝が悪いんだから無理にウォーキングなどするな、と。でも、やっぱり運動しないといけないと言う意識が刷り込まれていて焦ったりしてしまいます。

さて、私はこの4ヶ月、ご無沙汰してしまっていた言い訳を考えていたのですが、ちょうど先生がお休みをしていた時期とかぶっていたおかげで特に何も言われませんでした。実は以前かよっていた胃腸科の先生に、しばらく行かなかったら「勝手に治療を中断して」とさんざっぱら文句を言われたので行かなくなったら次のところを探さなくちゃ、って思ったりもしていました。

でも、やっぱりこの先生に代わる先生はいないと今日、通ってあらためて思いました。

今日は、あの時のような激痛ではありませんでした。と言ってもメッチャ痛かったのですが、「自分でできるところまで」と途中で手を抜いてくれました(笑)あとはお風呂に入ったときなどにゆっくり自宅でストレッチを、と。 緩かったせいか、以前のように一発で劇的に変わりはしませんでしたが、「何もしないでも痛い」状態ではなくなりました。

膝と肩に電気も当ててもらって2100円を払って帰ってきました。しばらく通うことにします。

ここで落ち着いたらリハビリは卒業したいと思っています。