友人

いつ書いたのか忘れていた日記が「下書き」の中に残っていたのでUPしておきます

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中学時代の友人が私のことを「親友」と呼んでくれるのですが、私はどうしても他人に対してそこまで思い入れができません。

そもそも私は友人と呼べる相手もいるのかいないのか・・・ 自分の周りにいるのは大体は「知人」とか「仲間」とか言うくくりの人です。なので、私を親友と呼んでくれる彼女だけが私にとっては「友人」なのかもしれません。

私は対人関係を構築するのが苦手で、今までも色々なセミナーとか講座で、近くの人と組んでください、とか言われても一人あぶれてしまうことがよくありました。若かった頃は、それなりにショックな出来事で自分は人に好かれていない、と感じることも多かったです。その反面、毒にも薬にもならないので、嫌われることはないだろう、と思っていました。人に好かれることがなかったとしても、人に嫌われることはないだろう、と言う感覚のおかげで外に出ていくことができます。そして、人の目を気にする割には、いざとなれば人に嫌われたって平気だという強い意志もあります。娘の場合は人に嫌われること、と言うか、人に嫌な思いをさせることを異常に恐れている気がします。なので、同じように人付き合いが苦手で友人を作れないタイプであっても外に出られる私と外に出ない娘とでは大きく違います。

あと、言ってみれば「年の功」で私は今では初対面の人でも見ず知らずの人とでも平気で話すことができます。その場限りの人に遠慮する必要もないという事を経験の中で学んだのだと思います。それから、自分のためにはできないことも人のためならできます。例えば自分が先に入っているサークルなどに新しく入ってきて戸惑っている人なんかには積極的に声をかけます。でも、それは「義務感」なのですが、人によっては気さくないい人って見てくれるみたいです(笑)

私は見た目と話のギャップもあるようで、とにかくお堅いイメージが強いらしいのですが、いざ話すとかなりおバカで相手が驚きます。さすがに還暦近くになっておバカキャラもいい加減にして落ち着かなくては、と思いますが・・・ 若い子には受けます(笑) そう、なんだかんだと言って毎年、その時代の高校生と付き合ってきたのですから。大きな声では言えませんが、20年くらい前までは生徒と一緒にコミケに行ったりもしていました。オタクなお兄ちゃんたちの作品も買ってあげたりしていました。さすがに娘がおかしくなってからの10年は、生徒たちと騒ぐ元気もありませんでしたが、それでも一部オタクな生徒からはリスペクト?と言うか、同類扱いされていた気はします。生徒との付き合いは1年で終わっていきます。そんなもんだな、と言う人間関係です。

私は一度始めたことを途中でやめるということは中々できないので、たとえばエニアグラムも出会ったのはもう20年以上前で、10年ほど前に娘がおかしくなってからは、しばらくセミナーとかからは離れていました。それでも、私からすれば20年も前から見知っている人がたくさんいて、最近になってZoomでお話をしたりすることがあるのですが、その多くの方が私の名前すら覚えていない(笑)  頑張って東京まで行ってワークをするたびに「◯◯さんのファンなんですよ」って言い続けてたのに覚えられていなかったり。そもそも、その方と最初に出会ったのは20年も前で、その後も何回も会っているのに・・・ 

まあ、そんな感じなのでいつしか、自分が誰かに好かれたいとか覚えてもらいたいとか、その人達ともっと親しくなりたいとかそういう感情はなくなりました。

 同人仲間やとある声優さんの追っかけ仲間とも結構濃密な時間を過ごしましたが、今は没交渉です。私にとっては私を親友と呼んでくれる友人よりも好きだったオタク仲間の彼女からは今年はついに年賀状が途切れました。一昨年くらいまでは、私のHPが残っていて、そちらを覗いてくれていたようですが、さすがに更新もしないHPにお金を払い続けるのもしんどくて(有料サーバーを使っていた)やめてしまいました。彼女とは年賀状だけの付き合いでしたが、私は必ず元旦に届くように送っていましたが、彼女からはいつも遅れて届きます。これが来なくなったら迷惑だろうからやめようと思っていたのが、今年、ついに現実になったのかな、と思います。実は私がスマホを持って1年半くらいです。なので、やっと数名にラインのアドレスを送りました。彼女にはまっさきにラインを知らせて繋がっているのですが、連絡をするのは私からで、彼女から連絡が来ることはありませんでした。よくわかりませんが、やはりラインは誘ったほう?が積極的にアプローチするものでしょうか? なので、私がラインをしないから相手からも来ないってことなのかな?とも思うのですが、でも今回、私が年賀状を出しているのに、それに対して返事もなく、さらにラインでのお年賀もなかったので、これはもう潮時なのかな、と言う判断です。そういう知人がもうひとりいます。彼女と全く同じ状況です。そもそも、今まで連絡をくれるのはその人からで、私から発信することはありませんでした。でも、ラインが使えるようになったことは私から連絡しました。やはり、今年は年賀状が来なくて、結局、それっきりです。

あと、ショートメールでよく連絡をくれる人がいたので、その人にもラインを教えたのですが、2~3回ラインしてそれ以降は音沙汰なしです。まあ、このご時世だしな・・・と思いますが、やっぱりちょっと凹みます。そうそう、この間、自己啓発系の勧誘をしてきた知人もキッパリ断ってからは音沙汰なしですが、これはもう最初からそういうものだろうと思っています。

イマドキの若者はラインで頻繁にコンタクトを取っているみたいですが、私にはそういう友人は存在しません。

でも、基本的に友人は必要なくて、その時その時、時間を共有できる仲間がいればいいかな、とも思います。

ここのところ、懐かしい方々とZoomで会って、私にとって彼らは私の思い出の一部であるのだと思いました。相手にとって自分がどういうものであっても構いません。と言うか、本当に自分は誰の記憶にも残らない人間なんだな、ともうかなり以前に察していたので(笑) むしろ、期待しないようにしようと思ったりしていました。

でも、何年か前に鈴木秀子先生の講演を聞きに行った時に、会場の入口で先生に遭遇したら「あら、お見覚えある方ですね」と言っていただいてかなり嬉しかったかもしれません(笑) そっか、鈴木先生はちょっとは私を覚えていてくださったんだな、と。特に印象に残るエピソードがあったという訳ではいのでしょうが、20年来の顔見知りと言う程度には覚えていてくださったようです。今は鈴木先生はお年を召されて、今までのセミナーから退かれてしまいました。私は金銭面とかスケジュールの都合でせいぜい年に数回しか行けなかったのですが、もっと、直接教えを受けることのできる機会を逃さなければよかった、と思います。

今習っている心理学の講座も、運よく、代表の先生に直接教えていただけています。娘が受けていた時は、その学校の講師の先生からでした。2つの講座が終わりましたが、今、月に1回のZoomの講座もその先生から直接教えていただけるし、今は2~3名単位なので結構、密にお勉強できてありがたいです。

あと、資格を持っている健康法の講座があるのですが、このお手伝いを月に1~2回、来年の頭まで頼まれています。1時間ほどの講座なのですが、これが中々、先生の言葉を私が理解できなくて、参加している方にうまく伝えられなくて悶絶しています・・・

お断りしたいのですが、ほかに人がいない、と言われてある意味、ほだされてしまったのですが・・・ 責任が重くて落ち込んでいます。

とりあえず通勤に車で40分かかるのもしんどいかも・・・

午前中だけなのですが、帰ってくるともう一日、めっちゃ疲れてしまって・・・

この講義を受けている方々の中には以前一緒に学んでいた方もいますが、それ以上に先輩が多くて、私などがおこがましい、という思いもあります。なかなか難しいです。

実技系の講座はこのコロナの状況では人を集めるのが難しそうです。Wi-Fiの状態が悪くて何度もフリーズするし、多分、この先、オンラインの講座は難しいのでは中、と思います。先生自体があまりオンラインに意欲的でもないし、もたもたしていて、今私が受けている無料オンライン講座のほうがはるかに情報量が多いのではないか、と思ったりしてしまいます。先生に提案しても受け入れてくれないし、頼りにしていた男性の方が実はもうやめてしまっていて、その方の後釜に私がなっている状態だと最近知ってまっさお、です。でも、実は講座をして発信するのは嫌ではないのかも・・・

今の先生の講座と言う縛りがなく、自分で好きなようにできるものであるなら、やってみたい感じはあります。ただ、この講座は先生の頭の中にだけあるもので、前の担当の男の方も「当日先生が、何を言い出すか、やりだすかわからない。それを判断して明かりやすく説明をするのが仕事」と。

できません・・・・号泣  そもそも、その先生の言葉が聞き取れないのです。普段私は娘の言葉すらきちんと理解できなくて怒られているのに、その先生の声はとても小さいうえに、40年近く日本にいて日本語に全く問題はなくても元は外国の人なのです。さらに温和に見えるけれど、本当はとても厳しくて、起こると手が付けられない、と言う噂もあるし・・・どうしたらいいのでしょう?(私も以前、とある提案をして真向否定された上にご機嫌を損ねてしまったことがある…) 

その先生に嫌われたら、その資格ではやっていけなくなるかもしれません。ぶっちゃけ様々な講座を含めて300万程度もつっこんでしまったものですので、縁を切りたくもないのですが・・・

それこそ、ここで習った仲間で、サロンを立ち上げよう、とかの話もあったのですが・・・ このコロナの時期では難しいでしょう。

それに「仲間」と言っても、サロンを立ち上げるにはお金が絡んでくるでしょうから、そのあたりをクリアできるかどうかもわかりません。

 

もう私も還暦。このまま静かにダラダラ、専業主婦していたほうが、老後のお金は減らないかもしれません。

どこで間違ったか、心理学やエニア関連、そしてこの施術関連を今更、勉強しようと思わなければ 少なくとも扶養範囲内のパート収入の 7~8年分は浮いていたはずです・・・

もっといっぱいおいしいものが食べれて、いいものが着れて、いろんなところに旅行に行けたかも(笑)

それこそ、仲間ではなく、友人たちと過ごす時間も持てていたのかもしれません。

でも、そういったことがしたいかと言えば、結局はNoなんですよね。

海外旅行だけは好きだったけど、準備も片付けも大変だし、年を取ってからは飛行機が大変で体調を崩すことも多くて、行先で体調不安になるのが嫌でたまりませんでした。あと、安いツアーに行ったらツアー自体は悪くなかったのですが、ご一緒した人のレベルが・・・ 10年位前のスペイン8日間20万のツアーが最悪でした。移動が長かったのもしんどかったけど、とにかく、お下品と言うかお下劣な家族が数家族いてうんざりしました(でもホテルは全部過去一番くらいゴージャスでした)中国3泊4日25000円のツアーも、堂々と?偽ブランド品のお店に連れて行ってくれるようなもので、お土産屋さんに延々監禁されるのもたまりませんでした。(北京オリンピックの前の、ある意味黎明期だったせいか、路上の物売りもしつこかったです)そういうのに全く興味のない私は本当に困りました。今だったら中国もずいぶん変わったかもしれませんね。

でも、今は中国に行くのもはばかられるし、私の大好きなヨーロッパはきっと人種差別されて嫌がられるだろうし・・・

それこそ、中学時代の友人(看護師)と仕事を辞めたらいつか一緒に海外旅行に行こうね、と言っていたのですが、彼女もついに息子夫婦と香港へ行ったそうで、もうアテにされることもなさそうです。今年年賀状が来なくなった友人も、やはりずっとフルタイムで働いているので海外旅行に行ったことがなくて「いつか連れて行って」と言われていたのですが、?年前に近くに空港ができて、会社の人と韓国へ行ったみたいです。韓国なら本当に2泊3日もあれば行けるので、お仕事があっても行けるようになったみたいです。(それまでは東京、名古屋、大阪に出るため前泊後泊の2日くらい余分にみる必要があった)  これで一段とお付き合いする理由がなくなってしまった(笑)

 

友人・・・って、結局なんなのでしょう?

たま~に会って楽しく過ごすのはいいかもしれないけれど、それが柵になったり、苦痛になったりしたらむしろマイナスでしかないですよね。