友人・・・

久々に小学校からの縁の友人とランチをしてきました。

定期的に彼女からお誘いはありましたが、コロナ禍でかなり頻度が減っていました。

さらに、私は1年半前のワクチン接種後の不調で今も医者通いをしているので、正直、外に出ていく元気がありません。

家の中に籠っていられるならずっと籠っていたいです。

それを、自ら非常勤講師復活で打ち破ってしまいましたが

1年が過ぎて、やっぱり色々 思い悩むことはあります。前回仕事を辞めた時は本当にコロナで突然の緊急事態宣言で、最後の授業も突如なくなってしまって、教えていた生徒の顔を見ないまま終わってしまいました。なので、不完全燃焼な気分があったので、お話を聞いた時にはそのリベンジをしたいと思いました。でも、すぐにへこたれましたが(笑)

そうして、なんとか半年を乗り切り、今年度も1学期が過ぎて2学期からは半分の授業になり楽になるはずですが、何と言うか もう今は燃え尽きてしまった感じです。

それでも、たぶん来年度も(気が早いけど)お仕事の依頼はあるだろうなと思うし、依頼されたらやっぱり引き受けてしまう気もします。

本当に正直なことを言えば、自分が今もこの仕事をしたいのかしたくないのか全く分かりません。

何度も書いていますが、教壇は私のステージなのです。満足いく授業ができた時は本当に気分がいいのです。

でも、おそらくそんな「満足いく授業」ができたことなんて数えるほどしかありません。

とは言え、数少ないからこそ、より感動的なのかもしれません(笑)

 

・・・また話が逸れてしまいました。

友人とのランチで仕事の愚痴や家族の愚痴やいろいろいろいろ話しました。

特に娘のことなどは事情を知らない人の方が多いのですが何もかも知っている数少ない人が彼女です。娘が自殺未遂をしたことだって身内では下の妹だけは知っていますが、もう一人の妹にも母にも言っていません。なので、母たちにはなぜ娘を腫物に触るように扱うかわからないくて私が今でも異常な過保護の母親だと思っていると思います。

霊視の先生に視ていただいたおかげで、少なくとも私自身より先にこの世から去るのは母だけ、と言う言葉を信じてかなり気持ちは落ち着きました。

私はずっと、娘の言動に、”あの時”の事を思い出しては不安に襲われる日々を過ごしてきました。正直言うと、今でもやっぱり怖いのです。何かのきっかけで…と

霊視の先生が「あなたも、あなたのお子さんも普通に年を取った未来が見えます」とおっしゃってくれたから今は踏ん張っていられます。でも、それがなかったら本当に完全にうつ病になっていたと思います。たとえ、霊視の先生が友人の言うように本物でなかったとしても、私はその言葉にすがることで立っていられるのです。

友人は「そんなホントかどうかもわからないことを信じ切ってる状況がおかしい」と言います。その先生の言葉で救われた、と言う話をしたら「そんなのたくさんの人の話を聞いていたらいくらでも想像できるし、どうとでも取りようのあることしか言っていないでしょ」と一刀両断。

さらに「私だって今まで、何度も言ってきた事だよね?」って……

私は彼女の言葉を聞いていなかった?

そうなのかもしれません。でも、その時は人の言葉を聞ける状況になかったのかもしれません。いえ、摂食障害親の会で、色々な人の話を聞いたり、カウンセラーさんからの言葉は聞けていました。だから、娘への対応の仕方はずいぶん学んで実践してきたと思います。実際に同じ状況にある方たちからの実体験に基づいたお話と言うものに勝るものはないと感じました。

それでも、私の「心を最も軽くしてくれた」のは霊視の先生の言葉だったのです。他のセミナーでも本当に心からいたわってくれる人の言葉に感謝して涙したことはありましたが、それでも「不安」と「贖罪」の思いは消えませんでした。

霊視の先生の言葉が今の私の支えです。その状況が友人からすれば「盲目的に信じ過ぎてて心配」なのだそうです。

もし私がその先生を知らない時に、友人がそんな状態だったら私も心配はするかもしれません。これが宗教だったり高額なお金を要求されていたりしたら即座に「やめろ!」って言うと思います。 でも霊視の先生の相談料は30分5000円です。中々予約が取れないのでせいぜい数か月に1回です。他に何も要求をされたこともありません。確かになんだかんだで10年近く通っているのでトータルとすれば10万は越えているのかもしれません。でも、私はその10倍払っていたとしても満足しています。本当に、暗く思い詰めていたあの地獄の日々を思えば、今の自分はなんて幸せなんだろうって思います。

もちろん、その先生だけのおかげとは思ってはいませんが、それでもその先生と出会っていなかったら今はないと思っています。

・・・と、まあ、この思い込みが「洗脳されている」と映るようです。

出会ってから50年。正直、私は最初からその友人が苦手でした。親しく付き合うようになってからも今でもやっぱり本当は「苦手」な相手なのです。

自分がいかにひどい人間なのかを暴露しますが、彼女から連絡があるので付き合いますが、できれば彼女の方からFOしてくれたら楽なのに、って思います。

たぶん私は、誰に対してもそうだと思います。

確かに、友人と呼べる相手は彼女しかいないのかもしれませんが、でも別に友人がいなくても平気です。

数年に1度くらいしか会わないけれど、一緒にいて楽しい相手はオタク仲間の知人一人だけです。私は自分から人を誘うタイプではないので彼女から連絡がなければ、縁も切れると思いますがそれはそれで仕方ないな、と思います。

幼稚園から中学までずっと「一番の仲良し」と言われていた幼馴染も本当は好きではありませんでした。その彼女よりは好きだった同級生は中学時代に仲たがいして、その後、仲直りはしたけれど高校が別になってしまってそれっきりです。ただ、小学校のクラス会のたびに顔を合わせるし、今はライングループもあるので連絡を取ろうと思えば取れる気がします。と言うか、その彼女に対しては時々「連絡を取りたい」と思います。でも、とにかく今まで生きてきて自分から人を誘ったことがほぼないので、勇気が出ません。

友人はそこそこの頻度で私をランチに誘ってくれますが、数年前から「?」と思うようになったのは私と話している時でもスマホを触ること。つい先日はオンラインのゲームをしているので定期的に見なくちゃいけない?と言うようなことを言っていました。彼女も仕事をセーブするようになり毎日行っていないと言うので「空いている時は何をしているの?」と聞いたらゲームをしているか、友達とランチに行っている、とのこと。

その時私は心の中で「え、だったら、私に固執することないのに」って思いました。コロナ前まではちょくちょく「心を割って話せる相手はあなたしかいない」って言われていました。それが正直、枷になってこちらから縁を切ることができなかったのです。いえ、おそらく誰に対しても私は自分から意図的に縁を切ることは過去も未来もないと思います。相手からの連絡には必ず返信をします。私からの返信で途切れると言うパターンで、そのあと私発の連絡はしないので、はっきりと自分が切られたと言う経験はありません。それでも疎遠になると言うのは相手が見限ってくれたからだと思って、それを追う事はありません。 

彼女に対してもそのスタイルで離れていきたかったように思います。

今はそれほど彼女の存在が負担なのです。

と言うか、今回は私の信じている霊視の先生を全否定されたことがとどめだったと思います。

前に一度、彼女をその先生に紹介し視てもらいました。その時は「あんたが信じる気持ちがわかった」と言っていたのに、変な話「喉元過ぎてしまえば」 暗に「結局、まがいモノじゃん。いつまで信じているの?」と

私は占いやスピリチュアルが好きです。でも、心の中で冷めたところもあって「人を支配しようとする」 「法外なお金を請求する」 そう言うものが見えたら即座に手を引きます。それくらいの理性は残っています。

娘が一番悪い状態だった時にはスピリチュアルではなく、心理カウンセリング等で1回で何十万も使いました。娘が少しでも興味を示した資格のための講座費用だけでも百万単位になります。

それに比べれば霊視の先生にお支払いするお金は10年分でも1回分と変わりません。

もちろん、お金が安いからホンモノ、と言うのはまた違うかもしれませんが。

彼女からすれば「ちょっと気の利いた人だったら誰でもできるようなアドバイス」を特別だと頼り切っている私の状態が危険なのだそうです。

「こんな本音を言ってあげられるのは私だけだからね」と。

私からすれば、そうやって私を支配しようとする彼女の方が怖いです。

そう、小学生の頃からいつだって彼女は常に私より「上から」目線で接してきました。

現実彼女はとても悲惨な家庭環境の中で育ち、年よりは大人びた子ではありましたが、それでも私は「同い年」と言う事には固執していたと思います。

前にも書いたことがあったかもしれませんが、私が彼女が決定的に苦手だと感じたのは中学時代に彼女の意見に従わなかった時(基本NOが言えない性格なのでそれまではたいてい私が折れていた) 「あんたって本当に扱いにくい子だねッ!」って言われた事。

私は優柔不断だったけど、付き合ってきた友達も割とふわっとした子ばかりでした。幼稚園時代から完全に主従関係の幼馴染の言うがままだったのは自覚がありますがでも、その幼馴染の態度に疑問を感じていませんでした。でも、彼女のこの時のセリフはずっと私の心に鋭い棘となって刺さっていたのだと思います。

この言葉を思い出してからは、とにかく彼女に対する苦手意識が高まり、そして今回の霊視の先生を全否定した挙句に、言葉では言いませんでしたが「まあ、いくら言っても聞かないんだよね、あんたって子は」って蔑むような眼で見られたのが決定打になりました。

それでも友達を続けていくのが今までの私だと思います。

 

でも、もうおさらばしてもいいのでしょうか?

 

こうして書き出してみると私はおそらく、彼女のいい面を見る余裕がないと感じます。

今、私がマイナスの気分でいるから思い出せないだけなのかもしれませんが、思い出せない時点でもう結論が出ていると思います。

 

私から連絡することがなくても彼女は連絡をくれるかもしれません。そしたらたぶん、普通にお返事すると思います。でも、ランチのお誘いはきっと「都合がつかない」と断ると思います。それが続いた時に彼女がどう判断するかはもう、彼女にゆだねます。

そもそも、この間の一件で、私ではなく彼女の方が愛想をつかしている可能性もあります。

なので、もう、このまま静かに終わりでいいのかもしれないと思っています。