女性のメンタルは生理周期の影響をかなり受けると思うのですが、私が閉経してかれこれ10年になります。
さすがに「更年期」と言うものの影響もなくなっているはずです。
しかし、ここのところ、本当に「周期的」に体調と言うかメンタルの不調が起こります。
色々考えた結果、「気圧の変化」が影響する、と言うのが一番しっくり来ています。
でも、本当は一番は「娘の動向」なのだと思います。
娘は元々生理周期でメンタルがおかしくなるタイプでしたが、今は「双極性障害」(躁うつ病)と言う診断を受けているので、まさに躁と鬱の切替わりで言動に激しい差が出てきます。
その娘の状態に引きずられ私も娘のメンタルが落ち込むことで私のメンタルも落ち込む、と言うのを繰り返しているようです。
そもそも私も思春期頃から自分が躁うつ病なのでは?と思っていたくらい基質的にはその傾向がある気がしています。
それでも普通に結婚して普通に子どもを産んで普通に暮らして・・・
そうできていたと思います。それは自分の力で努力で何とかなる物だ、と
でも、今の娘の状態が始まってかれこれ15年
娘の『病気』は一生付き合わなければならないものなのだ、と思っています。
長い長いトンネルの時代には全てが元をただせば自分の責任で一生涯、その罪は背負わなくてはいけないようにも思っていました。
でも、今は もう私のすべきことは「見守る」だけで、あとは娘は娘の、私は私の人生を歩んでいくべきだと思えるようにはなりました。
でも、あくまでも「そう思うべき」で頑張っている感じです。
私は「~すべき」で生きてきて きっとこれからのこの呪縛からは逃れられません。
常に自分がしたい事よりもすべきこと、しなくてはならない事を優先してきました。おそらくこれを取っ払って「自分のしたい事だけをする」と言う人生を歩むことはできないと思います。多少でもそういう方向に動けばやはり罪悪感にさいなまれるでしょうし、それがあれば本当に人生を楽しむこともできないでしょう。
私は今の気分の沈み込みを「仕方ない事」と受け入れることはできます。でも それがなくなることはないと諦めることも同時に受け入れています。
今まではどちらをも否定していて、それができないから余計に苦しかったのですが、少なくとも今の状況は「仕方ない」と思う事で落ち込みはかなりセーブできます。
ただ、それはあくまでも「自分」だけの話で、結局目の前に、自分をコントロールできずに苦しむ娘がいる限り、自分の幸せだけを求めることなどできません。
私は今まで、どれだけ嫌なことがあっても逃げ出してはいけない、と言う感覚で生きてきました。嫌な事だからこそ、やらなくちゃいけない、それを克服してから自分のやりたいことをするべきだ、と。でも、実際には嫌なことは嫌な事で、どんどん先延ばしにしてしまって、嫌な気分とか焦燥感と責任感が意識のある間中はびこっています。楽しい事をしていてもその裏で現実から目をそらしている罪悪感を感じていて本当に心から楽しい事だけをしている、と言う意識はありませんでした。
霊視の先生は常に「あなたはあなたの人生を役割を捨てた人生を歩みなさい」と言います。でも、その一方で、役割を演じることが私のいきがいであることも指摘されました。それなら、その役割を演じ切るのもあなたの人生だ、と。
以前、友人に「その先生の言っている事なんてどっちつかずの誰にも当てはまる、誰にでも言える程度の事」って指摘されましたが、確かに彼女の言う通りではあると思います。でも、その一方で誰もが知っている当たり前の真理であったとしても私はそれを「顕在化」「明文化」することができずにいて、その先生が言ってくださったことで初めてストンと理解できたのです。先生は娘の面倒を私が一生涯見ると言う未来もありうる、と言いました。その時は全く考えたこともなかったので唖然としましたが、今の生活を見ていると確かにそういう道もありそうだ、と思えてきました。それをまた「そう言われたから、そういう風に向かってきただけ」と言うのであれば、言霊の力自体が信じられる、と言う事になりそうです。だったら、その言霊の力を信じて
「この先、私の人生は良くなる一方。豊かで幸せな老後を送る!」とキッチリ宣言したいと思います。
今日は長かった残暑の影響が抜けて? どうも湿気が少なくてさわやかなお天気なので、気分が上がっているのかもしれません(笑)